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2010年3月の19件の記事

2010年3月31日 (水)

RIGをちょっと使ってみた

本日、山仕事の昼休み中にちょっくらRIGを使ってみました。

RIGに関する情報はペツル本国サイトのこちらのページをご覧ください。特に動画を見ていただくとわかりやすいです。ツリークライミングで言うと、SRT下降時やヨーヨーシステムに使うもの、と思っていただければと。

今回RIGと一緒に使用したロープは、サムソンのベロシティ11mmです。ダブルブレイド構造、ポリエステル素材のロープ。

で、使用感ですが…すっごい良かったです!これを待っていたって感じ!時間がなくて写真は撮れなかったんですが、ファーストインプレッション的な何かをひとつ。

[STOPも好きなんですが…]
私は普段、SRT下降時は同じくペツルのSTOPを使用しているのですが、こいつってハードロックしないとズルズル勝手に落ちていっちゃうんですね。(ハードロックってのは、STOPの説明書の「3.D 安全固定」の事)。STOPのハードロックはエイト環のそれより簡単で非常にやりやすいから便利なんですが、やっぱりめんどくさいんですよ。どうしても両手を使わないといけないですし。

あとSTOPはヨーヨーシステムにすごく不向きなんです。器械内のロープ経路が複雑なもんだから、ぐいっとロープを引き上げないとちょい登りができません。ちょい登りとは説明書の「5.ロープを登る場合」の事。STOPだとこれがしんどいので短距離登攀にしか使えない、使う気がおきない。ヨーヨーシステムってのは正しくこの「5.ロープを登る場合」と同じ手法で登攀していく訳ですから、そりゃもう不向きなんです。

[RIGは素晴らしい!]
このRIGはどうか。ハンドル操作だけでハードロックできるし、ロープ経路が単純なのでスイスイ登攀できます!

ハンドル操作ですが、前日はちょっと重いかも…って言っていましたが、実際は全然そんなことなかったです。いい感じの軽さです。

ペツル本国サイトRIGのページの下の方で白黒の動画がずっとループ再生されていると思うんですが、まさにこんな感じで軽くハンドル操作できます。で、この動画を見ていたらハンドルを手でカツーンと下げている瞬間がありますよね?これでハードロック完了。す、すごく便利…!
で、その直前の下げる前の状態(バネでびょーんと帰ってきた瞬間)がビレイモード。これも効きます。今日はズルズル落ちていくことはありませんでした。

そしてハンドアッセンダーを用いた登攀時はどうか。器械内をロープがすいすい滑ってくれるのでヨーヨーシステムにも最適です。よくグリグリを使ってヨーヨーシステムを構築される方がいますが、そんな方はRIGに換装すると幸せになれると思います。なんてたってRIGは下降がスムーズ!!グリグリ特有の妙な挙動に悩まされなくて済みます!

[RIGの欠点・注意事項]
そんな感じですごく素敵なRIGなんですが、欠点は対応ロープ径の狭さ。10.5mm~11.5mmまでしか対応してしません。が、SRTを行うツリークライマーの方ならたぶん11㎜ロープを使用されている方が多いでしょうし、あまり欠点にはならないかと思います。

あと、現時点では新製品ですから普及しているとは言い難い製品です。まだアルテリアも取り扱っていないですし。その為思いもよらない不具合・危険な使用方法が潜んでいる可能性もあります。この点は充分に留意しておく必要があります。

[最後に]
と言ったところです。グリグリでヨーヨーシステムを構築されている方、RIGの購入を検討する価値はおおいにあると思います。ローリーを使用されている方は…どうなんでしょう(汗)ローリーを使った事がないので何とも言えませんが、RIGはハーネスにカラビナで装着したままロープセット可能です。この点をどう評価するかってところじゃないでしょうか。

また使いこんだら写真付きで紹介したいと思います!

おまけ:STOPとRIGの大きさ比べ写真。左がRIG、右がSTOPです。
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2010年3月30日 (火)

FreeWorkerからの荷物が届く(3/31追記あり)

本日、仕事から帰ってくるとなんとFreeWorkerからの荷物が届いていました!はやっ!!注文が確定したのが25日ですから、なんと5日間で届いた事になります。恐ろしい早さでした。(注文時の記事はこちらからどうぞ。)

[え、FedEX…?]
で、これが届いた荷物です。
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荷物を受け取ってくれた父に「これ持ってきてくれたの郵便局やんねー?」と聞くと、違うとの事。「なんたらExやったぞー。」って言ってます。え、もしかしてFedEX??んなアホな事あるかいなと思ってたら、確かにFedEXの送り状も確認できました。(左のシールの記載)
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…いったいどうなっているんでしょう?じゃあDPDって何?? 一枚目の写真の左側を見てもらうとわかるんですが、ちゃんとDPDって書いてあるし郵送会社なのは間違いないと思うんですよね…。とりあえずホルガーさんの字が汚すぎて笑けました。ジャパンって書くところを間違えてぐちゃぐちゃ消してますしね(笑)。

まあ届いたんだから深く気にしないでいきます!

[今回届いたかわいい道具達]
荷物の中身はこんな感じ。
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じゃあ簡単にひとつひとつ見ていきましょう。

ペツル RIG
これがRIGです。結構おおきいなあっていうのが第一印象。
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サイドプレートを開けたところ。
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裏面です。
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10.5mmロープでほんの軽く遊んでみたんですが(ハーネスなし)、結構いい感じです。よく考えられているなあと感じました。でもビレイポジションからロックポジションへのハンドル操作がなかなか重い。(追記:実際使用してみるとそんな事なかったです。ちょうどいいくらいの軽さでした)早く実際にぶら下って使いたいですね。

ART ポジショナー
驚いたことに色付きでした。かっちょいいです!説明書と六角レンチが付属していました。
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これも軽くいじってみたんですが、想像していた挙動と全く違いました。上写真じゃ見にくいですが、小指あたりに黒いレバーがあるんですね。このレバーとカムが連動しているんだろうと思ってたんですがさにあらず。このレバー、単純にフレームに固定されているだけです。でもこのレバーを引くとロープが動くんですよね。なんだか不思議です。いまいち仕組みがよくわかりません。面白いです!

KASK スーパープラズマTC
バイザーを装着した状態です。どうもバイザーをつけるとかっこわるくなるなあ。シェルは普通のポリカーボネイドです。商品写真を見ているとメタリックな雰囲気を受けますが、全然そういった処理はしてありません。
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イヤマフはオリーブ色でなかなか渋い。いい感じです。そこまで重さも感じません。
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内面です。ウレタンパッドが全面についています。山仕事で使うとボロボロになるか汗の匂いがつくかどちらが先でしょう。その点はバーテックスベントの方が気楽に使えますね。ちなみにパッドは強力ベルクロ留めです。外れる心配はしていません。
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イヤマフの取り付け部。ネジ留めです。左の銀色のネジがそれです。ちなみに最初からイヤマフが装着された状態で送ってきました。
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装着感はすごくいいです。頭にフィットさせやすいです。ただバイザーを下げるとアゴの先にちょっと当たります(追記:きちんと頭にフィットさせると大丈夫でした。顎から1cmほど余裕がありました)。 仕事中は気にならない程度ですが。
ただ…赤色はイマイチだったかも(汗)。ホルガーさんの言うとおりグレイにするか、無難にホワイトを選べば良かったかなー。鏡でみても私に似合っていません(笑)。

ダイナミックロープは本当にただのダイナミックロープなので割愛します。

最後に
いやーそれにしても驚きの早さでした。びっくりしました。

それぞれの製品について、使いこんだら詳しい記事で紹介します。特にRIGについては早めに記事を書きたいなと思っています。(ちょっと使ってみました。こちらの記事をどうぞ)

FreeWorker、いいですね!すごく得した気分です。ドイツ語だったり、先に送料聞いておかないとちょっと不安だったりしますが、是非皆さんも一度注文してみてください!

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2010年3月29日 (月)

ロープクランプの話 トゥースとカム

ロープクランプの構造には2種類あります。トゥース式とカム式です。

トゥース式:ハンドアッセンダー、フットアッセンダーなど。
カム式:ペツルのマイクロセンダー、コングのダックなど。

[トゥース式]
トゥース式のロープクランプにはぎざぎざのトゲが下向きについています。で、このトゲがロープの外皮に噛みこむ事で下方向への移動を止めます。荷重がかかるとトゲが更に食い込んでいく訳ですからストップします。そして上方向の移動にはトゲが引っかからないのでスルスルと進んでいく訳ですね。

下の写真はペツルのチェストアッセンダー「クロール」のトゲトゲです。トゲトゲの先が左方向に流れているのがおわかりいただけるでしょう。
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で、「ロープに食い込むってなんか怖いなあ」と思ったあなた、大正解です!ほんと怖いんです。トゥース式のロープクランプに派手な衝撃荷重がかかった場合、外皮を食い破る事があります。例えばペツルのアッセンションですと破断荷重は4~6.5kN(リンク)。なので、トゥース式のロープクランプを使用している時は本気で墜落したらヤバいです。また食い破るまでいかなくても、アッセンダーでロープを痛めてしまう事は結構日常茶飯事です。

で、このロープを食い破る現象ですが、目にする報告例はカーンマントルロープ使用時ばかりです。アーボリストロープが採用しているダブルブレイドや16ストランドではどういった事になるかよくわかりません。

とりあえず、外皮を食い破ります。思い出していただきたいのですが、以前、ロープ構造の記事を書いた時にカーンマントルとダブルブレイドでは外皮と芯にかかる荷重比が違うとお伝えしました。カーンマントルの場合、荷重の7~9割はコアが受け持っていますので、外皮が破れても即ロープ切断とはなりません。外皮が破れたせいでアッセンダーで登攀ができなくて困りますが。
これに対してダブルブレイドロープの場合、コアと外皮は半分ずつ荷重を受け持ちます。外皮が破れるとその荷重はコアにかかる為、元々の設計段階で荷重を半分しか受け持たないように考えられているコアですから非常にヤバそうです。。

レスキュージャパンさんのブログ(レクキュージャパンブログ)にハンドアッセンダーにロープ外皮破断まで荷重をかけた実検動画があります。是非一度ご覧ください。泣きそうになります。

とりあえず、トゥース式のロープクランプに大きな荷重をかけるのは止めましょう。大荷重がかかる例として、墜落ももちろんですが、倍力システム取付のロープクランプにトゥース式を使う事。これ、私もやっちゃうんですが、破断までいかないにせよロープの寿命が損なわれると思います。

ちなみにミニトラクションのロープクランプ方法はトゥース式です。ですから3倍力システムに使用するのは危険です。かかり木を倒すだけならロープが切れても「ありゃー残念」で終わりですが、人間がぶらさがっているラインに同じ感覚で使用するのは危険すぎます。元々ミニトラクションのロープクランプとしての最大運用荷重はたったの2.5kNです。荷揚げに使うくらいにしておきましょう。

あと、木登りではあまり関係ないかもしれませんが、ロープに泥汚れや雪が付着している場合、外皮への噛みこみが甘くなりロープクランプが滑ってしまう危険性があります。気をつけてください。あとロープとトゥースの間に異物が入っている場合も危険です。小石が挟まっていたり、チェストハーネスの余った部分がアッセンダー内に入りこんでいたりする場合があります。

[カム式]
カム式のロープクランプは偏心カムがロープを押さえ込む事によってロープを固定します。ワイヤーに使うキトークリップと全く一緒の原理です。キトークリップの原理はこちらのリンクでご確認ください。

で、カム自体に荷重をかけるタイプ(ex.マイクロセンダー)と、フレームに荷重をかけるタイプ(ex.コングのダック)があります。カラビナ取り付け穴がどこにあるかで判別できます。

カム式のロープクランプには多種多様な機器があります。ペツルのマイクロセンダー(リンク)みたいなタイプが一番わかりやすいでしょう。形をみてもどのように作動するかなんとなくわかってもらえると思います。フリップラインアジャスターは基本的にカム式のロープクランプです。ペツルのグリグリやトランゴのシンチも原理的にはカム式のロープクランプ方法です。

大きな荷重がかかった場合ですが、ペツル製品は滑り出し荷重という形で記載されています。マイクロセンダーなら使用ロープにより3~4kNで滑り出します。つまりロープを食い破らないって事です。この利点は非常に大きいと思います。

ただ、他メーカーの場合はどうなるかわかりません。例えばの話、私がコングのダックを買った時に店の兄ちゃんに滑り出し荷重を聞いたところ「さー、ずっと押さえつけて結局外皮を引き裂くんじゃないですか?」との事でした。説明書にもこの辺の話は何も書いてありませんでした。とは言え、トゥース式よりは安全だろうと思っています。

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2010年3月26日 (金)

WesSpurの荷物が届く

以前に注文していたWesSpurの荷物が昨日届きました(注文時の記事はこちら)。ちなみにシェリルのカタログも同時に届きました。

発送連絡があったのがどちらも3/18。昨日が3/25なので、発送にかかった日数は7日間でした。いたって普通な感じです。

で、梱包はこんな感じです。左の荷物がWesSpur、右の封筒がSherrillです。シェリルもカタログ郵送はUSPSを使うみたいですね。
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WesSpurはミディアム・フラットレートボックスでした。この箱に入る品物は均一料金で配送!みたいなサービスだったような。
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今回の品物をずらっと並べてみました。購入したものは以前の記事を参考にしてください。ちなみにダブル・スナッパーは思うところがあってキャンセルしました。
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ラテルウェッジは思ったより小さくて、思ったとおり重いです。手にずっしりきます。これはギアラックに常備する類のものではないですね。
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ロープマンmk1はやっぱり小さい。けっこうバネが堅いです。サイドカバーもバネが入っていて開放状態を保ちません。ロープ取り付けにちょい苦労しそう。慣れの問題でしょうけど、コングのダックの方がロープに取付けやすいように思います。
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フリング・イットは…使ってみないと何とも言えません。柔らかくて良さそうな感じはあります。
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で、DVDが2本。リージョンコードはフリーじゃないかな?家のDVDプレーヤーで普通に見れます。一巻は見終えたんですが、すごく面白かったです。ただ英語で何をしゃべっているかさっぱりわからない。あー、もったいない! 何かしらの解説はずっとしゃべっています。動画のみって事はないです。一巻は独学派でツリークライミングを少しでもやった事ある方なら結構おすすめ。スローラインを真面目に練習しようと思いました。
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あとはカタログ。今回もステッカーは健在です。Yaleのステッカーがかっこよくなりました。
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シェリルのカタログはこんな感じ。左下の蛍光イエロー部分に10ドル分のクーポンコードが記載されています。太っ腹です。
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今回購入した道具達は、使いこんだ後にまた詳しく紹介していきたいと思います!

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2010年3月25日 (木)

海外通販してみる ドイツ「FreeWorker」

(111207追記:Freeworkerでの注文方法について、より詳しい記事を書きましたので(こちら)、参考にしてください。)

先日お伝えした通り、初の欧州圏海外通販をしました。今回利用したのはドイツのショップ「FreeWorker」さんです。

ドイツ以外の国でもショップ展開している結構大手のショップみたいです。アメリカのアーボリスト系BBSでもたまにこの店の話題が出ていたりします。ARTの新製品があるからだと思います。ARTはアメリカで買うよりこっちで買う方が安いですしね。

【発送方法や注意点】
日本への発送は可能です。メールで尋ねたところ「正直に言うとまだ日本に送ったことはないんだ。アメリカとかEU圏ばっかでさ。でも送れるはずだよ!注文してね!」といった様な返信が返ってきました。と言う訳で「FreeWorkerに初めて注文した日本人」の称号は私がいただきました(笑)。うそかほんとかわからないですけどね。

発送方法はDPDもしくはFedEx。FedExは特に説明いらないでしょう。安心・高コストの怖い奴です。一番小さいものでも90ユーロはとられるでしょう。DPDはいまいちよくわかりません。どうやらドイツの民間格安配送会社みたいです。確かに安い、けど無事に届くか結構不安です。

今回注文する前に見積もりを頼んだんですが、その書面ではDPDが選択されており送料はなんと80ユーロでした。爆安じゃねえか!たぶんFedExなら200ユーロはいくと思います。しかも欧州・イギリス圏って「日本に発送するよ!FedExで!」っていうショップが多かったので、これはうれしい誤算でした。配達事故がおきない事を願ってDPDでいきます。日本国内での郵送は郵便局に受け渡しらしいです。でもやっぱりウェススパーの馬鹿安さには敵わないですね。

追記:実際に届いてみるとFedEXから送られてきました。DPD→FedEXと荷物が渡ったみたいです。どういう事かわかりませんが、DPDかFedEXを選ぶ訳じゃないみたいです。)

あとこちらのショップは内税表示です。ドイツの消費税MwSt(19%)が加算された金額です。なので実際に注文すると19%オフになります。んで、日本の関税局を通過する時に日本の消費税(5%)がかかる事になります。この消費税+通関税は配達時に代引きみたいな感じで払うことになります。

【注文方法】
注文方法ですが、正直言ってよくわかりません(笑)。とりあえず困ったのが住所記入欄に県名を入れるところがない。仕方ないから市町村欄に並べて書いておいたんですが、あれでよかったんだろうか。さらにクレジットカード情報記入欄でも問題が。「KPZ」っていう欄の意味がわからない!私はなんとなくセキュリティコード(クレジットカードの裏面に載っている3~4桁の番号)を書いてみたんですが、果たして合っていたのかどうか…。あと注文時は発送方法を「DPD-ヨーロッパ」にする必要があります。これを選択しておくと後ほどショップから発送料金の連絡メールがきます。そして発送方法について話をする事になります。特に何も言わなければDPDで送ってくるみたいです。

追記:KPZはセキュリティーコードで合ってたみたいです。特にショップ側から何も言われませんでした。県名はどっちでもいいんじゃないでしょうか。日本の配達業者は郵便番号見たらどこの県かくらいはわかるでしょう。あと、電話番号は国際電話番号で書く方が喜ばれるかもしれません。注文書を見たら勝手に国際電話番号に変わっていました。先頭に「+81」を記入して市外局番の最初の「0」を抜いたら国際電話番号になります。例えば03-0001-0001の場合、「+81-3-0001-0001」になります。)

はっきり言える事は、初めて海外通販する方にはおススメしません。アメリカで慣れてからの方がいいと思います。

【注文した商品はこれだ!】
今回のお品書きはこんな感じ。
1.Dynamikseil Perfect 1m2.68ユーロ ×10m 
2 Kunststoff Visier Peltor 14.16ユーロ
3 Peltor Optime II SNR-Wert 30 db 26.06ユーロ
4 Cask Super Plasma TC 58.31ユーロ
5 Positioner 2 mit Wirbel 117.81ユーロ
6 Petzl RIG 100,79ユーロ 

総重量: 1,94 kg
値段はすべてMwSt(ドイツの消費税)(19%)込み。実際はMwSt抜きの値段になります。

Dynamikseil Perfectリンク
φ10.5mmのカーンマントルダイナミックロープ。伸び率など詳しい事はわかりませんが、UIAAに適合しているから大丈夫だろうという算段です。何故これを買ったかというと、メーター売りだったからです!ずっと探していたんです!使用用途は…あの素晴らしすぎるブログを読んでおられる人ならわかるでしょう(笑)自作しちゃいます。スペルジカは私には長すぎるんです。でもあれだけの為に40mのダイナミックロープを買うのもアホらしいなあとずっと悩んでいたのでラッキーでした。

Kunststoff Visier Peltorリンク
ペルターのメッシュバイザー。メッシュ素材はナイロンでした。先日バイザーをぶっ壊してしまったので注文。何故壊れたかなんとなくわかっていますが、非常にアホらしい話で恥ずかしいので秘密にしておきます。安全とは全く関係ありませんので。

Peltor Optime IIリンク
ペルターのイヤマフ。減少量は30db。中度騒音タイプです。スタンダードの方が軽そうで良かったんですが、見た目でこちらをチョイス!スーパープラズマTCに装着する為にスロットなしタイプを選びました。

Cask Super Plasma TCリンク
ついつい買ってしまいました。色は赤です。無事にゲットできたとホルガーさんから連絡がありました(笑)。ちなみにイヤマフバイザーのセット販売もあります。これこれ。透明バイザータイプはアメリカでゴーレンジャーだと陰口を叩かれているのを見ました(マジ)。どこの国でも同じような事を考えているんですね。私は透明バイザーを着ける勇気はないです。

Positioner 2 mit Wirbelリンク
ARTのポジショナーです。スイベル付。アメリカで売っているのはこれの前期モデル。どこか違うかと聞かれると、見た目がかっこよくなった!としかわからない。でもアメリカで買うとスイベルが滅茶苦茶高いんですよね。シェリルで93ドルだったかな?本体が150ドルくらいするから合計して240ドルくらい。対してドイツだと税抜きで合計99ユーロ。この差すごくないですか?
で、これがすごく欲しかったんです。ワイヤーコアのフリップラインでも使えるという情報を得たんですよね。公式サイトにも「FlexFlyみたいにフレキシブルな奴ならいけるよー」って書いてあります。でこのFlexFlyをやっと見つけたのが今回注文したFreeWorkerさん。でも見た感じ、これなら私の持っているYaleのMaxi-Flip Sport Fliplineでもいけるんじゃね?と思って今回FlexFlyはパスしました。

Petzl RIGリンク
ええ、噂のあいつです。最近SRTで簡単なリムウォークしたりするんですが、ストップだといちいちハードロックしないとダメなんですね。これが非常にめんどくさい。RIGならハードロックなしでもっとフレキシブルに動けるんじゃない?と思って買った次第です。帰りはスイングかヨーヨーシステムで無理やり戻るという感じ(笑)。そんなにDdRTにこだわらなくていいじゃない、と常々考えているんです。SRTの方がラクですもん。正直に言うと、ただ単にこいつを使ってみたいだけです(笑)。


【最後に】
といった感じでした。FreeWorkerさんはちゃんと問い合わせに答えてくれるし安心しています。怖いのはDPD。果たして日本に届くまで何日かかるでしょうか。それ以前に無事届くんでしょうか。…FedExなら5日くらいで安全に届くんですけどね。

まあ貧乏だから仕方ない。この注文で上半期の海外通販は終了します。さすがにマネーがやばいです。ギャンブル感も含めて海外通販を楽しんでいきます!

到着時の記事はこちら→http://arbor.cocolog-nifty.com/lumberjack/2010/03/freeworker-5cff.html

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2010年3月24日 (水)

FreeWorker素敵です

昨日、ついにドイツのショップ「FreeWorker」に注文したんですんね。
細かい話はまた後ほど書きますが(既に下書き済み)、現在ちょっとややこしいことになっています。

今回の注文でKask「SuperPlasmaTC」っていうヘルメットの赤色を注文したんですが、なんと在庫切れっていう連絡がきました。もうグレイしか残ってなくて再入荷の予定もわからないとの事。

「そんなに人気商品なの?じゃあヘルメットはキャンセルしてー」ってメールを返した訳ですよ。そしたら担当のホルガーさんが食い下がる食い下がる。

ホルガーさん「や、グレイ色はヨーロッパのクライマーに人気でめちゃかっこいいんだぜ。だからいっぱい発注したんだ。良かったらこの画像見てよ、ほらほら」

「(さては発注ミスりやがったな…)いやーグレイは目立たないでしょ。だから使いたくないんだー。」

「OK,わかったよ。じゃああと一日待っておくれよ。他の注文者の分をぶんどってこれるか試してみるからさ!」

「…ええー!マジで?よしわかった、じゃああと一日待ってみるよ。宜しくお願いね!」

という訳であと一日待ってみます(笑)。詳細が判明次第、詳しい記事をアップしたいと思います。

ドイツ人って案外適当な方もいるんですねー。それにしても何故ここまで食い下がるのかさっぱりわかりません。そしてこんなに通販担当者とメールをやり取りしたのは初めてです。いやーおもしろいですね。

とりあえずFreeWorkerはお勧めです(笑)。欧州圏で欲しいモノがある海外通販玄人な方、ホルガーさんと楽しいやり取りをしてみませんか?アメリカ人みたいにややこしい英文を使ってこないから案外気楽ですよ。

ちなみにここにメールしたり問い合わせたら、今のところいっつもホルガーさんから返信がきています。ウェススパーだと色々な人から連絡があるんですが、どうなっているのやら。ここも結構大きいショップのはずなんですけどねー。でもホルガーさんはマメに返信してくれるから大好きですheart04

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2010年3月23日 (火)

「林業現場人 道具と技 Vol.2」の個人的感想

アマゾンさんに先日注文していた「林業現場人 道具と技 Vol.2」が届きました。

こ、これはおもしろい!

Vol.1は正直とっちらかった感があったんですが、Vol.2は綺麗にまとめられているように感じました。と言いますか、内容が私が知りたかった事ばかりで驚きです。監視されていたんじゃね?っていうくらいです(笑)。

てな事で今回も個人的な感想をずらずら書いていきます。本を持っていない&林業屋さん以外の方は読んでもつまらない記事になりますが、すみません。


【個人的感想】

特集1と特集2
北欧スタイル、非常に気になっておりました。詳しく解説してあってうれしいです。でき杉さんのブログで紹介されていたハスクの教則本も買おうと思います。ワーキングベンチという概念はなかったので非常に驚きです。なんだこの切り口は!でもこれは確かにいい考え。切り捨て間伐ばっかりやっている私は枝払いが超苦手なので、枝払いスタイルを試してみるのも楽しみです。それにしても50ccクラスに13インチスプロケノーズってすごい事になりそう。すごいブン回るでしょうね。P.12の写真左上、ヘルメットを着けてもいない人が何故こんな場所に?

特集3
なんかこんな特集を組んだらハスクのウェア着用人口が増えて増えて仕方なくなるような気が。日本で買えるウェア類では一番かっこいいですけどねー。スチールの海外モデルってまだ日本で買えないんでしょか?あれとかこれとか渋いんですよねー。トングとメジャーは購入しようと思いました。フェリングレバーは持っているんですが、あれって持ち運ぶのめんどくさくないですか?

特集5
当たり前の事を当たり前に、そして超正確にこなされておられると感じました。私もこうありたいです。きっとこの方のすごさは写真じゃなくて動画じゃないと伝わりにくいんじゃないでしょうか。というか動画を見たいんです!それにしてもキレイな材だなー。くず山だらけの私のメインフィールドとは大違いです。

特集6
でたー三つ紐伐り!ちょうど気になっていたんです!ああ実際に見てみたい…

P.40~
でたー世界伐木チャンピオンシップ!!以前、パソコンの壁紙に使えそうなチェーンソー画像ないかなーって探している時にたまたま知ったんですよね。ああ見に行きたい…

P.57~
個人的には3倍力システムよりプラロックが気になりました。プラロックはVol.1にちょろっと写っていたのを見た時から気になっていたんですが、これは買っちゃいそう。…自腹じゃなくて会社費用で。トチカンもすごく良さそう!緊急用の携行性に優れているこういう道具を探していたんです。

3倍力システムは既に実験済みで自分に合わない事がわかっているから興味がないだけで、これはこれで面白いですよ。ただクレモナロープじゃなくてカーンマントルロープの方が食い込みが良くていいと思います。20mほどのフィックスロープでいいんで。

P.63~
おっ、ぶり縄だ!おやっさん、いい笑顔ですねー!でも安全帯くらい使ってくださいよ(泣)。こういう技術を教わりながら更に安全面を強化し、誰でも使用可能な技術にしていくのがこれからの世代の使命だと思っております。私も頑張ります。

P.68~
やっぱり紙媒体は読みやすいですね。でき杉さんのプロフィールが1947年生まれになっていてびっくりしました。私は普段25APばっかり使っているので実際に「よしやってみっか!」という気になりにくいです。でも読んでいると何だかワクワクしますね。知らない世界が広がっている!

P.73~
ハチ怖い。ほんと怖い。

P.78~
ツル怖い。ほんと勘弁してほしい。特に樹冠あたりでちょろっと絡んでいる場合が怖い。

P.104~
泣く子も黙る本音だらけの座談会。今回も勉強になります。すみません、私はチェーンソーで膝をケガした事あります。昼前、夕方前もそうですが、新しい現場の開始すぐと終了間際にも悪魔が棲んでいると思います。特殊伐採の場合は特に終了間際。作業を急いでいるなあと自分で感じたらもうそこで止めるようにしています。「あともう一仕事」を明日に残す感じです。死にたくないし、ケガしたくない。ケガが一番カネになりません。

P.113~
お、おいしそう…!これ、めちゃくちゃ良い記事ですね!

P.124
読んでて涙が出てきました。感動しました。感謝しました。


【最後に】
いやーすごいです。これはいい本です。買ってよかった!Vol.3が出るのが待ち遠しいですねー!次はどんな特集でいくのかな?

P.S.
シェリルのカタログですが、無事に10ドルで送られるようになっていました。送料確認のメールは来ないです。いきなり発送完了通知がきます。わざわざメールを返信しなくていいので気楽なもんです。カタログを一度に複数注文した場合どうなるかはわかりません。
ユーロが見事に安くなったので(現在122円前半)、今からドイツに注文します。最近作業靴がぶっ壊れたり携帯電話をユンボで粉砕してしまう等、余計な出費がかさんでいて正直ツライんですが…どうしても欲しいモノがあるので後先考えずにいっときます!

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2010年3月18日 (木)

「林業現場人 道具と技 Vol.1」の個人的感想

先日、アマゾンでCDを買ったついでに「そうだ、でき杉計画さんがこないだ紹介していた本を買ってみよう!」と思い立ち、一緒に注文してみました。どうでもいいですが、日本語で注文するのってすごく安心感がありますね(笑)。

最近出たVol.2は納期1週間待ちなんですが、本日Vol.1が届きました。

いやー、これはすごい!めちゃおもしろいです!もっと早く買っておけばよかった!チェーンソーの含蓄が深まりました。私、正直なところ林業経営とチェーンソーはあまり詳しく知らないんですよね。目立てとかもなんとなくの我流、切れてたら問題ないやろって感じでした。真面目に読んだ本といえば「伐木造材のチェーンソーワーク←めちゃオススメくらいです。これからはこちらの方面も真面目に調べていかなくては。あと、でき杉さん夫妻の美男美女っぷりと才能にびっくりしました。

という訳で、今回は「林業現場人 道具と技 Vol.1」をパラパラと眺めて気になった所を書いてみます。この本をお持ちの方以外にはなんのこっちゃさっぱりわからない文ですので、持っておられない方はこの機会に是非どうぞ!

【個人的感想】
P.10~
うーん、男前な方です。プーリーはミニトラクションでしょう。私も3倍力システムを作るために以前は持ち歩いてましたが、一度大失敗してから止めました。この情けない大失敗はまた後日書きます。クレモナロープが悪いんです(泣)。MS200はほんと名機ですね。あと私はアンチ直刃鉈派です。曲がり刃の方が好き。現場目立てスタイル、これ実は相当難しいですよね。私もずっとこのスタイルだったんですが、まだこのスタイルを行う腕がないと去年気付きました。

P.20~
おおっ!北九チェーンソーさんだ!ここのブログおもしろいですよね。私は普段シンダイワか共立ばっかり使っているので、ちょっと悔しいんですが。

P.32
私はけっこう緩めにチェーンを張るのが好きなんです。めちゃくちゃ尊敬している方がダルンダルンに張っておられたのを見たからです。でもこの明確な意図がわからない。こういう意味もあるんでしょうけど、もっと深い意味があると思うんですよねー。あの時に聞いておけばよかった…その方はもう引退されて牛と遊んでおられるんですよね…。

P.33
これはうれしい情報(笑)山の中でこういう状況になるとイライラして仕方なかったんです。

P.36
スチールの写真。貼り付けてあるのたぶん水準器じゃないです?私もやろうとした経験があるので。いまいち良さげな水準器が見つからなくて止めたんですが、もう一回チャレンジしてみようかな。

P.44~
チェーンソー使用時はスティールコアのフリップラインを使うべきだと、私は思う訳です。せめて写真に写る時くらい。それにしてもロープウィンチが羨ましい。こういうモノ珍しい仕事っていう観点で書かれた文章はもういいから、ツリーワークの技術情報を日本語で読みたいです。だれかお願いします!

P.57
道具が写っているだけの写真でも、すごい情報量があります。あーなるほど!とか、なんだこりゃ?とか、見てて飽きません。

P.69
うおっかっこいい!ドルジバ4が一番気に入りました。

P.70~
チェーンソープロテクティブパンツを普及させるべきなのは勿論なんですが、だったらもっとかっこいいパンツを開発しろよ!と本気で思います。Pfannerとかスチールの海外モデルを見習ってほしいです。どいつもこいつも現場っぽすぎて大っきらいです(マジックフォレスターも含めて)。真っ黒か無駄に派手かの二択かいっ。ださい上にサイズ展開が少ないしやってられません。みんながみんなビール腹だと思わないでいただきたい。

P.90~
や、何と言いますか、私もスローラインを華麗にぶん投げられる様になりたいです!あれはほんと職人芸ですね…。

P.107~
目から鱗が大洪水を起こす、めくるめく魅惑の座談会。勉強になりました。特にP,114の上段の文章。私も目立てしてから1日後くらいが一番切れるっていう感覚をうっすら持っていたので、ほっとしました。間違ってなかったんだ。

P.116~
チェーンソーカービングは「やって楽しむもの、やっているとこを見て楽しむもの」だと思っているのですが、どうなんでしょうか。なんというか、純粋に芸術作品(彫刻)として見た場合、私はピンときません。私の美的感覚が変なだけかもしれませんが。作品の芸術性云々より行為自体を楽しむ時間芸術なんだろうと勝手に思っています。それにしてもチェーンソーアートって一般化しましたねー!

【最後に】
てな感じです。今回登場されている方は、元々何らかの形で業界外に向けて情報を発信しておられる方が多いように感じました。地方に潜むガッチガチの職人さんの話も聞いてみたいなあ。説明になってなくていいから、そんな方々の「感覚」が聞きたい。

いやはやしかし、Vol.2が届くのが楽しみです!早く来ないかなー!

P.S. 本日やっとウェススパーから発送連絡がきました(笑)。ロープマンめ、手こずらせやがって。シェリルは未だに連絡なし。カタログ製本がまだ完成していないんだと思います。欧州圏通販計画はユーロの値動きを注視しているところ。123円を割り込んだらいきます。

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2010年3月17日 (水)

DdRTの起源を妄想してみる

極個人的な思い込みなんですが、DdRTの起源について今のところ2説を考えています。

・.ランヤードから変化した説
・SRTから変化した説

*ちなみにこの説はすべて私の妄想ですので本気にしないでください。全くもって浅知恵です

【ランヤード変化説】
これは私の実体験からきています。極初期の事ですが、私はDdRTを「いくらでも延長できるランヤード」として使っていました。登攀は昇柱器で行い、枝をかわす時にサブランヤードとして使っていた訳です。DdRT用のロープは地面まで届いているから荷揚げに便利だし、3mほど上の枝に先掛けして、そこまで普通に木登りしたり。

初めはフリクションヒッチじゃなくてペツルのマイクログラブでロープをグリップしてたくらいです。まあーあれは大失敗でした。泣けるくらい使いにくかったです。

:上記の体験談は本気で何も知らなかった頃の話です。絶対マネしないでください!我ながらよく死ななかったもんです。

でも、この説。あながち間違っていないと思うんですよね。プルージック式のランヤード()とDdRTのシステムって似通っていると思いません?

例えばですね。私はARTのポジショナー(ランヤード用アジャスター)とロックジャック(DdRT用アジャスター)の明確な違いが未だによくわからないです。構造の基本はどっちも一緒だと思うんですね。つまりそれくらいランヤードとDdRTは似ている、とするのはダメでしょうか。

【SRT変化説】
SRTとDdRT、これも非常によく似ています。登攀方法の記事の時にも書いた記憶がありますが、SRTのロープ末端をアンカーじゃなくて自分のハーネスに接続したらDdRTに早変わりするんですよね。

そして登攀・下降をフリクションヒッチで行うとDdRTそのまんまです。いやーDdRTっておもしろい!

【SRTとDdRTの間にある暗くて深い谷】
じゃあ逆にDdRTのフリクションヒッチでSRTやったらいいんじゃね?という発想に行きつく方もいるでしょう。私もお風呂に入ってボーッとしながらこの4日ほど考えていました。

そして個人的な結論としては「可能だろうけど危険だね!」と相成りました。その根拠は、ロープにかかる荷重の差にあります。

もし50kgのクライマーがいるとした場合、DdRTのフリクションヒッチにかかる荷重は半分の25kgです。ワーキングエンド側のライン(ハーネスにつけたロープ末端)があと半分を受け持ってくれるからですね。これに対しSRTだとフリクションヒッチに50kgの荷重がそのままかかる事になります。

DdRTでは実績のあるフリクションヒッチであろうと、この荷重の差によってSRTで使えるかどうかわかからなくなります。グリップしてくれない可能性がある?いや、違うか。逆にグリップしすぎるのかな?…となると摩擦による溶解が怖い。じゃあブレイクスヒッチはかなり危険(ホットスポット問題)になるのかな…。

と言ったように、フリクションヒッチへの信頼感がすべて根こそぎにされます。私はわざわざこんなイバラの道を歩もうとは思わないです。で、先ほどの結論に至りました。

さらに言うと、もしフリクションヒッチが勝手にスライドし始めた場合、DdRTはSRTの半分の速度でしか落下していきません。「DdRTはSRTと比べて登攀下降距離が2倍になる」という特徴が利点として働いてくる訳です。この時間差はでかい気がします。

【最後に】
DdRTの起源、SRTとDdRTの間に潜む闇は、他にも色々あるでしょう。明日のお風呂で思いつくかもしれません。でもこういう浅知恵を思考実験であーだこーだするのは楽しいもんです。

そういやSRTとDdRTの融合例としては「安全木登り ベスト」ってのがありますね。私はイラストを拝見しただけですが、特許を取っておられるくらいなので、先ほどの荷重問題は解決されているのでしょう。

作業イラストを見るだけですと、何と言いますか、このテクニックとリードクライミング的手法を履き違える人が出てきそうで勝手ながら怖くなります。このテクの本質はリードクライミングじゃなくてSRTでしょうから、間違いなく墜落しちゃいけないタイプだと思います。スタティックロープ&固定アンカーですからね。墜落時には最終中間支点にプーリー現象が働きますし。とは言え私は実際の方法は全く知らないので、全く見当違いな意見の可能性大です。

もちろん講習でしっかりその辺の安全対策は教えておられるのでしょう。日本の木登りを取り巻く現状とツリークライミング化への橋渡し的存在として考えると、非常に有意義なテクニックだと思います。

私も特許のとれるテクニックが開発したいもんです。もしくは「フリップヒッチ」を。ブレイクさんやプルージックさんみたいに。皆さんもオリジナルヒッチを発明して歴史に名を残しませんか?

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2010年3月16日 (火)

ノットを作るときの名称

今回はノットやヒッチを作る時のロープ名称について。

An Overview of Climbing Hitches」の翻訳時に役立ててください。また、これらの名称はブログでもガシガシ使っていきます。とりあえず下記のイラストが今回の記事のすべてです。

Img_0013_2

【簡単な説明】
Working End:ロープの末端。使用している側。
Running End:ロープの末端。使用していない側。

Eye:末端に作ったループ。スプライス(縫製)、もしくはノットで作る。

Loop:ロープがくるっと一周した部分。ロープがクロスしている。
Turn:他のロープetcのまわりをくるっと一周した部分。クロスしている。イラストのターンは反時計まわり。

Bight:ロープをたるませた部分。クロスしない。(説明難しい…)

Standing Part:何も使っていない部分。

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2010年3月15日 (月)

シェリルの2010カタログでたー!

ついにシェリルの2010カタログが出ましたね!

pdfのダウンロードはこちらからどうぞ。住所等を入力するとダウンロード可能になります。(巨大ファイル(64MB)なので、右クリック保存推奨!)

早速ダウンロードして鑑賞したところ、レイアウトはそれほど変わっていないですね。でもTipsが新しい記事になっています。どれもこれも勉強になりました。

個人的に特に驚いたのが、巨木にランヤードをかける時のテクニック。あーなるほど!と合点がいきました。こういうテクの紹介、独学派の私には滅茶苦茶うれしいです。TCJ出身者ならこういう細かいテクも知っておられるんだろうなあと思うとちょっとうらやましくなります。

【新製品情報】
新製品で気になるのはやはりペツルのRIGでしょうか。ポータラップⅣってのもなかなかいいですね。単純に前期モデルにカバーが付いただけですが。

そうそう、ロックエキゾチカの製品が大幅に増えました(こちら)。変態スイベルシリーズに新しい仲間が増えてうれしいです。あとユニセンダーってロックエキゾチカの製品だったんですね。色もついてかわいくなりました。ちょっと欲しい。ハードロックができるなら候補に入れるんですが、そこがイマイチわからなくて怖いんですよね。

一番のへんてこ新製品はこれでしょうか。ヘルメットマウント式のカメラです。欲しいけど私はすぐ枝に当てて潰しそうなので買いません。

他にも色々あります。もちろんカスクのメットも。楽しいです。

【ラーニングセンターは勉強になるなあ】
カタログに載ってたんですがシェリルのLeaning Center内に、Product Instructionってのがあったんですね。知らなかった。最近出来たのかな?

様々な製品情報のPDFや、道具の使い方を紹介する動画があります。Port-a-Wrapの動画やハーネスの動画などがあり結構詳しく紹介されています。これは便利!
pdf資料の方もテクニックが記載されているものがあって、これまたかなり勉強になります。

この動画集の中にさきほどのランヤードテクニックが紹介されています(こちら)。動画で見るとやっぱわかりやすいですね。そうそう、映像は勝手に始まらないので気をつけてください。画面クリックでスタートです。私は結構待ってしまいました(笑)。

【カタログを注文してみる】
今回、カタログを注文してみました。発送料込みで$10だと思うんですが、注文フォームでは送料89ドルって出てきてちょっとドキドキしています。

シェリルは注文後にメールで正式な発送料を教えてくれるシステムなので、そのメールが来たら、追って報告します。(もし89ドルのままだったらもちろんキャンセルします。)

追記:無事に10ドルで送ってくれていました。ただし、メールによる発送料金の確認はありませんでした。いきなり発送完了メール(レシピ)がきます。で、このメールで発送料金が10ドルになっている、という流れです。

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2010年3月13日 (土)

ヘルメットのイヤマフ・バイザー・サイドスロットについて

最近ずっとKaskのSuperPlasmaTCっていうヘルメットについて調べているのですが、その副産物として、ヘルメットのサイドスロットについてある程度わかったので、書いてみようと思います。

まず初めに言っておきますが、ツリーワーカー・林業従事者・特殊伐採屋は必ずイヤマフとバイザーをヘルメットに装着しておくべきです。イヤマフをわざわざ外して使っている私が言えた話じゃないんですが。バイザーじゃなくてゴーグルでもいいです。
それでもやっぱり装着しておくべきですよ。バイザーは本当に便利ですし、私の持ってるイヤマフ(H10P3E)がでか過ぎるだけです。もっと小さいのを買ったら装備するつもりです。

見た目にも「なんかこいつは仕事できそう!」感が醸し出せます。胸ポケットにペンをさしておく、みたいなもんです。こういうのって案外大事だと思う訳です。


【イヤマフとバイザーの基礎知識】
バイザーとイヤマフをヘルメットに装着する場合、イヤマフの方にヘルメットと合体するアタッチメントが付属しています。そしてイヤマフのオプションとしてバイザーがある訳です。
だからバイザーだけ買ってもヘルメットに装着できません。イヤマフを必ず買う必要があります。(ただし一部例外はあります。)


【2大メーカー】
イヤマフなんですが2大メーカーがあります。PeltorMSA Sordin(以下:MSA)です。そしてPeltorの方が大きい市場を持っています。と言うかMSAのイヤマフが売っているのはイギリス圏くらいです。北米・EU圏はPeltorのみ取扱がほとんどです。

Peltor→スチールのイヤマフセットにOEM供給 (実例)(OEM版
MSA→ハスクバーナのイヤマフセットにOEM供給 (実例)(OEM版

という関係にあります。


【Peltor】
Peltorはイヤマフ、バイザーキット(バイザーと装着部が別売りの場合あり)、レインカバーから構成されています。レインカバーは必須ではありません。
バイザーは黒色塗装金属メッシュ(V○A)、ナイロンメッシュ(V○B)、ステンレスメッシュ(V○C)の三種類があります。さらにひさし付きのバイザーがたまにあります。

:日本のショップでPeltorのイヤマフを売っているところを見つけました(こちら)。末尾が「P3E」タイプがヘルメット取付用です。なんとイヤマフなしでバイザー取付可能な「P3EV-2」なるものもあります。
ここで売っているバイザーはひさし付タイプ(V4C)ですので、バーテックスに合うかどうかわかりません。またスロットなしのヘルメットに取り付けるアタッチメント(P3BV-2)は木にひっかかったら外れてしまいそうなので注意してください。

もしくはスチール取扱店で注文するかです。パーツ単位で購入できるかどうか不明です。


【MSA SOLDIN】
MSAはイヤマフ、バイザー単体、バイザーホルダー、ひさしから構成されています。こちらのサイトがわかりやすいです。単体で購入する場合それぞれを注文する必要があります。ひさしは必須ではありません。

:こちらは見つからず…MSAジャパンはあるんですけどねー。
その代わりハスクバーナ取扱店で購入できるはずです。パーツ単位で売っているネットショップが数件ありますし(例えばここ)、ハスク取扱店に頼めばひっぱってきてくれるでしょう。


【サイドスロットについて】
Peltorはサイドスロットタイプとネジ留めタイプがあります。サイドスロットタイプを無理やりネジ留めタイプのヘルメットに装着することは可能みたいですが、ちょっと怪しいです(ここの情報)。ただ、この2種類の違いはスロット部があるかどうかだけのような気もします。
MSAはサイドスロット一種類のみっぽいです。こっちはそのままじゃネジ留め式ヘルメットに装着できません。

PeltorかMSAをセットにして売っているヘルメットはほぼサイドスロットを採用しています。それ以外のメーカーのイヤマフをつけている場合、特殊なスロットを採用している可能性があるのであまり手を出さない方がいいです。この辺はあまりよくわかっていません。

ハスクバーナ、スチール、ペツルバーテックスの3種類はどれも同じサイドスロットです。バーテックスを買った方は、スチールやハスクのイヤマフセットを装着する事が可能です。


【変換アダプター】

また、ショップ特製のアダプターを別途装着してサイドスロットにしている場合があります。例えばエクリンロック用のアダプターや、ネジ留め式ヘルメットにサイドスロットを取り付ける為の変換アダプターがあります。

この変換アダプターが非常にくせ者でして、ショップ単位で存在したりしなかったりします。単体で売っていたり売っていなかったりもします。欧州圏のショップにはイヤマフセットのヘルメットがたくさんありますが、購入前にスロットと変換アダプターについてメールで訊いておいた方が無難です。アダプターが壊れてもその店で入手できない可能性があります。

例えばこれ。ブラックダイヤモンドのハーフドームに無理やりPeltorのイヤマフセット(サイドスロットタイプ)を取り付けています。私はこの店でしか売っているのを見た事ありません。滅茶苦茶シブいですが、この変換アダプターはこちらのネットショップでは売っていません。ここが壊れたら非常にめんどくさいです。



【最後に】
今回、ペルターのイヤマフを日本で買えるお店を見つけられて非常にうれしいです。ちなみにKASK「SuperPlasmaTC」はネジ留め式です。

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2010年3月12日 (金)

雑感 03/12

少し更新を御無沙汰しておりました。何をしていたかと言いますと、必死で翻訳作業をしておりました。英語は難しい。

最近新しい情報を仕入れすぎて、どれから記事を書くべきか迷います。とりあえず概要だけでも今回お伝えし、後日詳しい記事を書くつもりです。

【ヒッチを知りたいならこれを読むべし!】
シェリルのNewsにある「An Overview of Climbing Hitches」を頑張って翻訳しておりました。これ、非常に素晴らしい内容です!目から鱗がふんだんに出てきます。翻訳しながら「うっそー!まじで!」と独りごちながら作業していたくらいです。

で、一番驚いたのがV.t(Valdotain Tresse)の作り方。「TheTreeClimber'sCompanion」(以下:TCC)に記載されている作り方で、私はV.t.を作成していたのですが、実はこれが間違っていました。TCCの記載内容が間違っていたという事です。TCCに記載されている作り方だと単なるValdotainだったんです!トレッセ(Tresse)していない!注:トレッセとはフランス語で「ブレイド(編み込み)」の意味。

いやーびっくり。他にもブレイクスヒッチのホットスポット問題も勉強になりました。ツリークライマーがわざわざプルージックを使わない理由もなんとなく理解できるようになります。是非みなさんも気合で翻訳してください。私の作った日本語訳をアップしたらいいんでしょうけど、さすがにマズイ気がするので勘弁してください。

でもこれ、自分で翻訳した方がおススメです。じっくり時間をかけて勉強できます。理解できていない部分は翻訳しにくい。自分の習熟度がわかります。

簡単な概要はまた記事にしたいと思っています。

【シェリルについて】
シェリルも近日中に2010カタログを出してくるみたいです。今週中で2009年値段andロープボスのクーポンを終えるから早く注文してねー、というメールが来ていました。そしてこのメールに新商品情報も載っているんですが、さすがシェリル、良さげなモノばかりでした。私が今狙っているKaskのヘルメットも取り扱い開始です。

シェリルってサイト上に「What's up?」みたいな新情報欄がないですよね。気になる方はメール登録しといた方がいいと思います。

【Kaskのヘルメットについて】
私が今狙っているKaskのPlasmaWorkですが、どうやら今年からシルキーUSAが北米代理店になったみたいです。そんな訳でシェリルやウェススパーでも売っています。

ただ製造メーカーはイタリアでして(リンクはこちら)、欧州圏の方が安いし品揃えが豊富です。というかバリエーションがありすぎて訳がわからない。去年モデルと今年モデルの差andクライマー用かグラウンドワーク用、計4種類があるみたい。しかもそれぞれの違いがよくわからない。ちょっと困っています。

とりあえず、私はたぶんハニーブラザーズで買うと思います。バイザーがセットじゃないとコネクターの規格が合うか不安。透明バイザーじゃなくてメッシュバイザーが欲しい。安い(セットで80ポンド)。この3点が理由です。

【欧州圏の通販サイトについて】
先日イギリスのショップ「クラーク」さんにメールを送ったところ、日本への発送OKとの事でした!次はドイツ・フランス辺りのアーボリストショップにメールアタックしてみます。

で、欧州圏の通販ショップですが、「Treemagineer」や「ART」などの欧州メーカー製品を買いたい時に使うと便利でしょう。安いですし、最新商品やマニアックな商品が売ってたりします。イギリスよりフランス・ドイツのショップの方がさらにマニアックで楽しいです。

【ペツルを海外通販で買う事について】
ただペツルに関しては、日本のアルテリアで買う方がいいんじゃないかと思い始めています。アルテリアは良心的です。一度見積もりを頼むとわかりますが、海外からの送料や煩わしさと加味すると、値段的にそれほど大差ない感じです。

何かのついでに、とかわざわざワークソリューションの小売契約するのが面倒、って方なら海外通販もアリだと思いますが。

でもアメリカのショップで買う場合、値段的なおいしさも既になくなったと思います。送料考えるとむしろアメリカで買う方が高くつきます。リグとかの新商品を早く使いたい!って方以外は止めといた方がいいです。

【余談:WesSpur】
ウェススパーですが、最近ウェブサイトが不調だったのはサーバーのせいだったみたいですね(リンク)。カタログPDFも無事ダウンロード可能になりました。デザイン的には2009カタログとそれほど大差ないですね。

で、私が10日前に注文した商品の発送連絡が未だにないのでメールにて問い合わせたところ、ロープマンの在庫切れが原因でした(笑)。まあ遅くても3月末までには届くでしょう。そういやロープマンが5ドルほど値上がりしましたね。それでもまだまだ爆安感があるのがすごい。

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2010年3月 6日 (土)

腰ベルト式安全帯について考える

先日の記事について、「日本の安全帯メーカーは何故センターD環をつけないんだ!」と書いたところ、通りすがりさんからこのようなコメントをいただきました。

「日本の安全帯にセンターのコネクター部分がないのは、万が一の落下時に脊髄を損傷する恐れがあるためだと聞いたことがあります。

フォールアレストとしての使用も併用していますのであくまで落下姿勢は体勢として体が腰を軸として横に折れた状態の想定です。

センターだと背面に逆海老反りになるので製品の基準として設定しないようになっているとのことらしいです。」

以上です。通りすがりさん本当にコメントありがとうございます。感謝しております。ブログやってて良かった!


さてさて、しかしながらこの説明、安全帯メーカーの公式発表ではないので本当かどうかはわかりません。でもかなり納得のいく説明です。たぶん間違いないと思います。

とりあえず仮説として「メーカーは上記のように考えて製品設計している」とした上で、以下の文章を書きます。

サイドD環って書き方をしていますが、一本吊り用安全帯の場合、実際はD環じゃない事もあります。最初から縫製されている製品があります。が、ややこしいのですべてサイドD環で統一しました。

ちなみに私は安全帯について特に詳しい訳ではありませんので、推論的な言い方が多くなります。すみません。間違い・指摘等あればコメントなりメールしていただけると非常にありがたいです!


【安全帯の基礎知識】
安全帯の使用目的を大別すると、「一本吊り(フォールアレスト)」「U字吊り(ワークポジショニング)」の二つに分けられます。

また、形状としては「腰ベルト式安全帯」「フルボディハーネス」「特殊用途安全帯」に分けられます。

腰ベルト式安全帯ですが、我々林業従事者でもお世話になっている方は多いのではないでしょうか。昇柱器とセットで、U字吊り用安全帯を使用しますよね。まんまEN358の用途と一緒です。たぶん日本の安全帯(U字吊り用)を欧州に輸出する事になったら、「EN358」適合を目指していくと思います。ここは問題ありません。早くシットハーネス化してほしいですけどね。

日本製の腰ベルト式安全帯のすごいところは、フォールアレストもやってのけるとこです!(あ、もちろんU字吊り専用の安全帯では無理ですよ。一本吊りor兼用タイプの話です。)

一本吊り用の安全帯はショックアブソーバーが内蔵されているものが多いです。アブソーバーのついていない製品は一体何の為に存在してるのか不思議です。(フルボディーハーネスタイプは構造上の問題から本体側にアブソーバーをつけられないので、ランヤードの方にショックアブソーバー機能を持たせます。)

その点はいいと思うんです。が、じゃあ一本吊り用腰型ベルト式安全帯で墜落した場合、本当に助かったといえるでしょうか?

【ここから私の妄想スタート
いくら逆海老反り状態じゃないからといったって、姿勢としてはかなりキツイはずです。腰ベルトだけで支えられる訳です。もし墜落後に意識があってもラクな体勢に持っていけないでしょうし、たとえ脊髄に影響なくても内臓へのインパクトは結構なもんじゃないでしょうか。

結局何が言いたいかと言うと、腰ベルト式安全帯をフォールアレストに使用すること自体が反対です。墜落した時の異常な苦痛・障害がある訳で、そういう意味ではサイドD環(実際はD環ではないですが)もセンターD環もそんなに差はないです。それならいっそ腰ベルト式安全帯での墜落を初めから許容しなければいい。

注:とはいえ、腰ベルト式の一本吊り安全帯が普及している現状を考えると、センターD環をつけないのは理にかなっています。逆海老反りは非常に危険です。試しにやったら3秒で苦痛でした。脊髄やるより内臓の方が致命的なケガになりにくい気もします。「差はない」と書きましたが、実際には安全帯メーカーの言う通り、サイドD環の方がまだましですセンターD環つけるとユーザーが無茶をしだすと思いますし。

フォールアレストとしての使用はフルボディータイプのハーネスに一任すべきだと思うんです。フルボディーハーネスの胸D環・背面D環のみって事です。墜落時の衝撃と墜落後の姿勢を考えた場合、私はここしか許容できません。

そのうえで、安全帯はワークポジショニング用に特化する。そしてU字吊り安全帯を進化させてシットハーネス化。ここまで来たらワークポジショニング用のセンターD環を装備してほしい。これが私の真意でした。

あと、私は日本のランヤード&アジャスターが大好きなんです!手に馴染んで一番使いやすい。だからこそ、あとはセンターD環さえあれば…!と思った次第です。

【日本製ハーネスいろいろ】
ちなみにU字吊りランヤードが装着できるフルボディーハーネスはあります。藤井電工のこちらのページをご覧ください。またクライミングハーネス状の製品もあります(こちら一番下)。

また、サンコー株式会社(タイタンの製造元)にはセンターD環付きのシットハーネスがあります。ただし角環はついていないので、ランヤードは装着できないでしょう。こちらに二種類。注意書きの「構造上本邦の「安全帯の規格」には適合しませんが…」の文章が泣かせます。私の知る限り、海外製のシットハーネスはすべて規格外のはずです。ここを元請けにつっこまれると非常にめんどう。早く何とかして欲しい…

さらにレスキュー用のカタログにコング社製のシットハーネス(KG-08)が記載されています。HT-08型以外はギアラックがついていないので、実際は使えたもんじゃないと思います。


【余談:安全帯に関する数々の疑問】
よくよく考えたら、日本メーカーってワークポジショニング用センターD環って発想がないんでしょうか?法面用安全帯にセンターD環があったら、ロリップがつけやすいと思うんですけど。あー、安全帯の規格が邪魔してるのか!

ロリップと言えば、あれ不思議なんですよね。ハシゴ昇っている時にロリップで確保してても墜落したら落下係数は2でしょ。ロープの伸び率は期待できないし、そういう場面ではショックアブソーバー付限定なんでしょか。

…そういえば日本の安全帯メーカーで落下係数を説明しているとこってあります?安全帯を使うなら、落下係数の概念を理解する事は必須だと思うんですが。

あと、昔からものすごく疑問なのがこれ。車両系が入っていけない山の中で、樹上や鉄塔でU字吊り中、作業者が無意識状態になったらどうやってレスキューします?

これがわからなくて不安だから私はツリークライミングを始めたといっても過言ではないです。まあツリークライミングのレスキューも誰でもできるって訳じゃないから、危険度は五十歩百歩かもしれません。

せめてシットハーネスじゃないと私は方法が浮かばないです。電力会社とかならノウハウがあるのかな?

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速報!WesSpre2010カタログ完成!

ウェススパーの2010カタログついに来たぁぁぁぁ!
http://www.wesspur.com/order-catalog.html

郵送はまだアメリカとカナダ限定っぽいですが、PDFがダウンロードできます。いつものごとく「対象をファイルに保存」してから見た方がいいです。

「Download…」の一番下に総合カタログがありますが、何故かファイルが壊れている…。項目別をダウンロードしてみてください。(追記:ファイル破損はもう回復しており、すべてのファイルがダウンロード可能です)

サイト自体もちょっと変わりましたね。明度が上がったような。正直前の方が見やすかった…

追加された商品はこちらで確かめてください。コングのダック来たー!ほかにもちょろちょろ追加されています。
http://www.wesspur.com/new-arborists-products.html


追信:こないだの注文、いまだ発送がありません。2010カタログを同封してあげようという心遣いだったとしたら、私はうれしすぎます!なにか間違っている気もしますが(笑)

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2010年3月 4日 (木)

雑感 03/04

うわああああ!せっかく書いた記事が消えてしもうたぁぁぁ!わいの、わいの三時間が…crying

おすすめハーネスの記事を書いてたんですが、実はハーネスの記事をアップする前に消したのこれで2回目なんですよね…。ブラウザ上で記事を書くのがアホなんでしょうが。

ウェススパーのサイトが全然開かないからいろいろ試してるうちに、間違ってタブを消してしまったんですよねー。

それにしてもウェススパーはどうしたんだろ?以前にも反応がない時がありましたが、今回は朝からずっとです(仕事は雨で休み)。

今日はもう書く気がおきないので、とりあえず早めに言っておかないといけない事だけ。

【シンギングロック RLシットについて】
昇柱器+安全帯で登っておられる方に、「シンギングロック RLシット」が非常におススメなんですが、まもなく市場から消えると思います。モデルチェンジしてしまってRLシットは型落ちです。

RLシットをおススメする理由は巴化成さんのページをご覧ください(こちら)。こいつったらツヨロンのランヤードが装着可能です。で、後継機は装着不可能です。

たぶんツヨロンを装着可能なハーネスは今後出てこないと思います。藤井電工が少し作っていますが、あれじゃだめなんです。何故センターD環を付けないのか、意味がわからない。ロープアクセス用のハーネスを作る気はないって事なんでしょう。

以前RLシットを置いていたMPショップさんは、既にモデルチェンジしています。巴化成さんも更新履歴の欄に「在庫残りわずか」となっています。(03/06追記:巴化成さん、RLシットM/Lサイズ完売みたいです。書くのが遅すぎたか…。XLサイズ、フルボディタイプの「RLプロフィ」M/Lサイズはまだ在庫あり)

あと私が知っているショップはヨシキP2さん。とりあえずどこも在庫流通分が最後になるでしょう。

気になる方は早めに買った方がいいです。

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3月4日現在の所有器材リスト

3月4日現在の所有器材リストです。並び順は思いついたそのままなので気にしないでください。検索しやすいような表記をこころがけました。英語表記の場合はウェブ全体で検索してみてください。

こうやってリストにすると…我ながら器材バカですね。投資分を回収できるのはいつになる事やら。たぶん抜けている器材もあるので、気付いたら追加します。

なにかレビュー記事を読みたい器材があれば、コメントorメールにて気軽にリクエストください。なるべく答えたいと思います。

【所有器材リスト】(10/03/04現在)

安全帯
藤井電工 ツヨライトD TD-27

スパー(昇柱器)
藤井電工 FG-2

シットハーネス
ペツル セコイアSRT (アタッチメントブリッジ 30cm 25cm)

チェストハーネス
ペツル スクール
マウンテンダックス チェストハーネス

ギアラック
マウンテンダックス ギアラック

ヘルメット
ペツル バーテックスベント

イヤマフ・バイザー
WesSpur Face Shield/ Ear Muff Kit(イヤマフキットはPELTOR H10P3E )

チェーンソー・プロテクティブパンツ
PFANNER Gladiator (シェリルモデル)

スタティックロープ
Samson Velocity 120ft シングルアイ加工
Yale Blaze 120ft

ダイナミックロープ
べアール COBRA 8.6mm 50m (ダブルロープ専用)

スプリットテイル
1/2'' Blue Streak (シングルアイ)
3/8'' Ultra-Tech 30インチ (ダブルアイ)
3/8'' Bee-Line  30インチ (ダブルアイ)
3/8'' Ice Tail  28インチ (ダブルアイ)

フリップラインとアジャスター
5/8" High Visibility Steel Core Flipline 8ft + US Standard rope grab
1/2" Yale Maxi-Flip Sport Flipline 12ft + ペツル マイクログラブ
3/8" Yale Beeline 15ft + トランゴ Cinch 

デイジーチェーン(ナイロン)
ブラックダイヤモンド デイジーチェーン115cm×4本 140cm×2本

ソウンスリング(ナイロン)
ロックエンパイア オープンスリング60cm×2本 120cm×2本 150cm×2本

調整型ポジショニングスリング
ペツル クイックフィックス (カラビナ→ペツル スピリット) (セルフビレイ不可)

ハンドアッセンダーとフットコード
ペツル アッセンションR + シンギングロック FOOTER COMPLEET

フットアッセンダー
ペツル パンタンR

チェストアッセンダー
ペツル クロール

小型ロープクランプ
ペツル タイブロック
コング ダック

下降器
ペツル STOP
ペツル グリグリ
コング ハイドロボット
ブラックダイヤモンド スーパーエイト (エイト環)
Simond krokro (エイト環)

ビレイ器(ATC系)
ロックテリクス ABD

プーリー
ペツル ミニトラクション
ペツル フィックス
CMI Double Micro Block Pulley ×2
Climb Right Micro Pulley
DMM Hitch Climber

アブミ
マウンテンダックス 4段テープアブミ ×2

スイベル
ブラックダイヤモンド ローター

カラビナ
ペツル オーケースクリューロック ×15
ペツル AmDトライアクトロック×2
ペツル AmDボールロック
ペツル フレイノ
ペツル キャリツール 
ペツル キャリツールL 
ブラックダイヤモンド ポジトロン ×2
ブラックダイヤモンド ポジトロン・スクリューゲート ×4
ブラックダイヤモンド ミニペアラビナ・スクリューゲート
ブラックダイヤモンド ロックロック・スクリューゲート
ブラックダイヤモンド オーバル 
コング オーバル・ストレートゲート ×2
コング オーバル・スクリューゲート ×4
DMM リボルバー(ワイヤーゲート) ×2
DMM ビッグボア(スクリューゲート)

スクリューリンク・リング
マイロン デルタ(反転防止機能付)
マイロン デミロンド
WesSpur Stainless Steel Delta Links  5/16''
WesSpur Twisted Clevis 3/8''
WesSpur Aluminum Rings 2'' (小サイズ) 

スチールカラビナ
コング Carbon Steel Rescue Screw Gate Carabiner ×2 (ウェススパー取扱)

ロープクリップ・スナップ
Aluminum Rope Clip ×2
Locking Ladder Snap (シェリル取扱い)

ピトン・フック
ブラックダイヤモンド ぺッカー#2
ブラックダイヤモンド グラップリングフック

セルフビレイランヤード・カウズテイル
メトリウス PAS
ペツル スペルジカ (カラビナ→ペツル オーウォール×2)

チェーンソーランヤード
バッキンガム Breakaway Chainsaw Lanyards 50'' ×2
ウェススパー Bungee Chainsaw Lanyards
犬の散歩用リード (中型犬用)

リギングロープ
Samson Stable Braid 5/8” 150ft

リギング用スリング
Samson Tenex Woopie Sling 3/4” 3~7ft
Samson Tenex Loopie Sling 5/8" 2~6ft
Samson Tenex Dead eye sling 5/8”  18ft

ポータラップ
Port-a-Wrap III with Nickel ラージサイズ

アーボリストブロック
3/4” Stainless Steel Arborist Block

スローライン
Samson ZING-IT 1.75mm 180ft
Samson ZING-IT 2.2mm 180ft

スローラインのウェイト
WesSpur Heavy Duty Vinyl Throw Weights 12oz
SherrillTree Neo Throw Weights 10oz 12oz

スローラインバッグ
WesSpur Throw line Storage/ Ditty Bag
WesSpur Folding Throw Line Cube (Light Duty)

ロープバッグ
WesSpur Small Rope Storage Bag
WesSpur Medium Rope Storage Bag
SherrillTree  MEDIUM Rope Bag (camoflage)

ギアバッグ
グレゴリー アルパカ 90L
ゼロポイント スーパーエクスペディションパック 100L

フリクションセーバー
WesSpur Leather Cambium Saver
バッキンガム フリクションセーバー(アルミリング) 48"
バッキンガム フリクションセーバープルージック

本(洋書のみ)
The Tree Climber’s Companion, 2nd
The Tree Climbers' Guide, 3rd
Samson Splicing Manual
Tree Pruning Photo Guide (Dr. Alex Shigo著)
Pruning Trees Near Electrical Lines (Dr. Alex Shigo著)

DVD
ArborMaster® Training Series IV:The Art and Science of Practical Rigging
GRCSのデモンストレーションDVD

ケーブルキャッチャー
デンサン ブラックフィッシャー DBF-505 (最大延長:5m)
デンサン ブラックフィッシャー DBF-1000L (最大延長:10m)

ノコギリ
シルキー ゴム太郎 270mm
シルキー ズバット 300mm
シルキー ハヤウチ 2段 (最大延長:3.9m) + フックフォックス
Sintung Pruner Attachment for Hayauchi Pole Saw 50mm

愛用チェーンソー(会社備品)
シンダイワ E1039S
共立 CSE2701T/25RC25
共立 CSV5001/50RL
スチール MS240

緊急脱出用ナイフ
ペツル スパサS

多目的ツール
レザーマン ジュースCS4

ヘッドライト
ペツル ミオXP
ナショナル BF-271P

無線機(特小)
アイコム IC-4008W

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2010年3月 2日 (火)

ペツルの2010カタログに思うこと

昨日ウェススパーで注文してから、シェリルの方も覗いてたんですね。そしたらなにやらペツルの見慣れない下降器が売っているじゃありませんか。RIGって奴。なんじゃこりゃと思ってペツルの本国サイトを覗いたら、2010年版ワークソリューションカタログがアップされてる!わーいわーい!

[ペツル2010年ワークソリューションカタログ]
日本語版カタログはこちらからどうぞ。ファイルサイズが大きいので右クリック保存でダウンロードしてから見た方がいいと思います。どのページにも情報満載なので、3日は楽しめますね。

それでは個人的に気になったページを見ながら感想を書いていきます。

P.9 ツリーケアの基本技術
ツリーケアの基本技術が紹介されています。樹の根本についている下降器(リグ?グリグリ?)はレスキューを容易に行う為に設置されています。私はあんまりこの方法が好きになれないんですよね。うっかりこのラインをノコギリで切っちゃいそうな気がして。だから登攀時だけこのようにセットして、枝切り作業を始める前にトップアンカーを作ってそちらに乗り換えます。

P.27 アーボリストハーネス
新しく「セコイア スイング」がカタログに載りましたね。以前あった「ミニボス]の血を一番強く受け継いでいる感じ。でもセンターアタッチメントのないハーネスに興味はない!セコイアSRTをベースに作ってくれたらいいのに。それに太ももまわりはセコイアSRTでも充分楽チンですよ。こんなリムウォークがやりにくそうなモデル、私はいらないです。ラクしたかったらポディウムを買いますわ。

気になったのは小さい文字で書いてあるアタッチメントブリッジの話題。ブリッジを2本にする事も可能なんですね。この発想はなかった。具体的に何も妙案は浮かばないですが、一度やってみたいです。

P.32 ヘルメット
バーテックス3兄弟のEN規格対応について、詳しい記載があります。これは滅茶苦茶わかりやすい!勉強になりました。それにしても私が以前に書いた記事が全く無意味なものになっちゃった(笑)。

P.41 カラビナ
ついにスチール製のカラビナを出してきましたね。D型「VULCAN」の強度が40KNなのに対し、オーバル型の「OXAN」の強度は27KN、ってのが興味深い。オーバル型は形状的に強度を稼ぎにくいんでしょう。

それにつけても今回のカタログを見ていると「北米規格対応」の文字をよく見る気がします。以前は見かけなかった気がするんですが…。

P.44 下降器
RIGがどっかーんと紹介されています。RIGの詳しい情報は本家ペツルのサイトにあります(こちら)。

個人的な感想では、アンスロン「ローリー」に対抗できる製品だと思います。ローリーと比べると、こちらは適応ロープ径が10.5mm~11.5mmと非常に狭いです。が、RIGの強みは「可動サイドプレートである」って事!カラビナから外さなくてもロープがセットできる訳です。ローリーはこれができない。実は私、この問題だけでローリーを買うのを躊躇していました。だからたぶんローリーじゃなくてRIGを買っちゃうと思います。

P.49 プーリー
新登場のプーリーが多いですね。ペツルのプーリーは値段が高いイメージがあるのであまり興味が湧きません。それにしても最近のペツル製品は黄金色ばっかりで嫌になります。いろんな色を使ってくれる方が視認性が良くてうれしいのになあ。

P.57 ロープ 
北米規格対応のロープ「VECTOR」が登場しました。でも北米規格は全然知らないのでよくわかりません。ネットで検索したところ、11㎜の伸び率は7.3%らしいです。(このサイトの情報)…ほんまかいな。しかも先ほどのサイトの情報によると、サムソン製っぽいですし、シースがポリエステルらしいです。

さらにさらに、こちらのサイトのユーザーレビューによると、意訳「硬過ぎ!ワイヤーかよ!エイトノットすら満足に作れねえよ」との事。…なんだかよくわからないロープです。

P.58 ロープバッグ
新しいロープバッグが出ましたね。ウェススパーやシェリルで売っているような、我々にはお馴染みのタイプのロープバッグです。今まではケイビング用みたいなバッグばっかりでしたもんね。

そんな事より気になるのが、左側の写真。かっこいいおにいちゃんです。ブリッジとサイドD環からプルージックがのびているように見えます。これ、なんでしょ?グリーンのロープがクライミングラインでしょうし、これが登攀システム?ブリッジがメインでサイドD環がバックアップって事でしょうか。よくわかりません。非常に気になります。腕用のチャップスが欲しかった事も思い出せました。


[まとめ]
そんなこんなの2010年版カタログですが、全体を通して見ていると「北米規格に対応する製品群」または「アーボリスト向け製品群」が充実してきているなあと、思いました。こりゃ北米規格についても調べていかないといかんですね。

また、RIGの登場が今後ロープアクセス業界にどのような影響を与えていくかも気になりますね。適合ロープ径の範囲の狭さがウィークポイントでしょうが、ベストセラーのSTOPを駆逐できるかどうか。使いやすそうな雰囲気はあるので、私は買おうと思いますが。

あと、さっき調べたら、今回のカタログについて「木挽屋」さんと「ロープアクセス技術の広場」さんでも記事があがっていました。どちらも興味深い記事ですので、是非覗きに行ってみてください。

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2010年3月 1日 (月)

WesSpurでお買いもの

WesSpurをふらふら見ていて、またしてもついついお買いものをしてしまいました。激安ロープマンが悪いんです、すべてあいつのせいなんです。だって、たった22ドルですよ!日本で買ったら6000円近くするのに!ほんとビックリ!

ちなみにこの馬鹿安さに気づいたのは、カトさんのブログ(カトさんの毎日‐2nd)のこちらの記事のおかげです。ありがとうございました!

[本日のお品書き]
さてさて、今回の注文は以下の通り。

・ワイルドカントリー ロープマンMk.1
・ラテル・ウェッジ
・サムソン フリング・イット(1.75mm)
・A.R.T. ダブルスナッパー
・「Working Climber」DVD 1巻と2巻

以上で商品代の合計は441ドル。送料は35ドル(インターナショナルメール)でした。今回は小さい商品が多いので、送料が安く済んで助かりました。でも合計すると結構な値段になっちゃいましたね。明日から倹約生活頑張ります。


[欲しいモノには欲しいワケがあるのです]
という訳でそれぞれの商品の概要・使用用途などを説明します。

・ワイルドカントリー ロープマンMk.1
 (商品紹介はこちら←モンベル)
世界最小クラスのロープクランプです。こいつの長所はカムがトゥース式じゃないって事。これが非常に素晴らしい!Mk.2の方はトゥース式なので注意が必要です。その代り、適合ロープ径が10mm~11㎜と非常に範囲が狭いです。でも11㎜のラインしか使わないので全然問題なし。

実はこれと同じような製品(Kong社のダック)を持ってるんですが、とある状況このPDFの19ページ)ではロープマンMk.1の方が絶対便利だと気付いてから、ずっと欲しかったんです。ダックはめちゃめちゃ可愛い上に、適合ロープ径の範囲が広いから大好きなんですけどね。てかダックが安くなってる!私が買った時は9000円近くしたぞこんにゃろう!

・ラテルウェッジ (本家サイトはこちら←注:音が出ます)
今回の目玉商品です。TCJの通販サイトで見てからずっと欲しかったんですが、あまりの値段に手が出ず…そうこうしている内にウェススパーでも取り扱いが始まってラッキー!ってなもんです。TCJの半額くらい(220ドル)で買えます。こちらのリンク(ウェススパー)の中段くらいにあります。

何に使うかってのは、本家サイトのギャラリーを見ていただければわかるかと。特にビデオを見てください。見た目は漫画に出てくるような「これぞドリル!]って感じですが、要はクサビちゃんです。

普段の伐木作業ではクサビを使用していますが、特殊伐採作業の時に樹上でハンマーを振り回すのが嫌だったんです。だからこれが欲しくて欲しくて。1.4kgっていう重量が不安だったり、本当に有効なのか懐疑的な気持ちもあるんですが、使ってみるのが非常に楽しみです。

あと、本家サイトのトップページにある、もうひとつの商品。ビッグショットのトリガーなんですが、これを参考にしたらトリガーを自作できそうな気がしません?

・サムソン フリング・イット(FLING-IT)1.75mm (商品説明見つからず)
普段は同じくサムソンの「ZING-IT」を使っているのですが、なんとなく使い比べがしたくなっただけです。試しにカートに入れたら送料が変わらなかったから買った、というのが本音。

ちなみにスローラインの太さですが、私は今のところ1.75mmを御贔屓にしています。というか細ければ細いほどうれしい。スローラインは強度より柔軟性を大事にしたい。なもんでTCJさんで売っている1.4mmが気になっています。

・A.R.T. ダブルスナッパー(Double Snapper (本家サイトはこちら
ロープガイドを買う前に、こっち買っちゃいました。フリクションセーバーの遠隔解除時に威力を発揮します。これがあれば、遠隔解除に失敗する事はなくなると思います。詳しくは本家サイトにあるマニュアルをご覧ください。いまいちわからないかもしれませんがsweat01言葉で説明するとややこしいので、また今度詳しい記事を書きたいと思っております。

とここで衝撃の事実!この写真(特にFig. 4)を見ていたら、どうもロープガイドでしか使えないような気が…。普通のフリクションセーバーでも使えると思って買ったのに…。

・「Working Climber」 1巻と2巻 (WesSpur商品ページこちら、最上部)
なんと1巻につきDVD3枚(約6時間)というボリュームたっぷり感!この手の教則DVDにしては割安のお値段設定!いっとくしかないでしょ。

こういったDVDを買う時の注意点なんですが、DVDのリージョンコードが北米仕様になっていて一般DVDプレーヤーでは見れない…かもしれません。私はPCのDVDプレーヤーを北米にしているので問題ないですが。

ちなみに以前に購入した「ArborMaster® Training Series IV:The Art and Science of Practical Rigging」のDVDは、どうもリージョンフリー(どのDVDプレーヤーでも視聴可能)な気がします。自動車のDVDナビでも視聴できました。

あと、個人的に最大の問題が英語の壁ですsweat01「ArborMaster®…」はテキストが付属するので何となく理解できましたが、今回はどうなる事やら…。英語がわかる方がほんっっっとに羨ましい!


[最後に]
さーて、今回はいつ頃くるかなー。また到着したら報告します!

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