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2010年3月18日 (木)

「林業現場人 道具と技 Vol.1」の個人的感想

先日、アマゾンでCDを買ったついでに「そうだ、でき杉計画さんがこないだ紹介していた本を買ってみよう!」と思い立ち、一緒に注文してみました。どうでもいいですが、日本語で注文するのってすごく安心感がありますね(笑)。

最近出たVol.2は納期1週間待ちなんですが、本日Vol.1が届きました。

いやー、これはすごい!めちゃおもしろいです!もっと早く買っておけばよかった!チェーンソーの含蓄が深まりました。私、正直なところ林業経営とチェーンソーはあまり詳しく知らないんですよね。目立てとかもなんとなくの我流、切れてたら問題ないやろって感じでした。真面目に読んだ本といえば「伐木造材のチェーンソーワーク←めちゃオススメくらいです。これからはこちらの方面も真面目に調べていかなくては。あと、でき杉さん夫妻の美男美女っぷりと才能にびっくりしました。

という訳で、今回は「林業現場人 道具と技 Vol.1」をパラパラと眺めて気になった所を書いてみます。この本をお持ちの方以外にはなんのこっちゃさっぱりわからない文ですので、持っておられない方はこの機会に是非どうぞ!

【個人的感想】
P.10~
うーん、男前な方です。プーリーはミニトラクションでしょう。私も3倍力システムを作るために以前は持ち歩いてましたが、一度大失敗してから止めました。この情けない大失敗はまた後日書きます。クレモナロープが悪いんです(泣)。MS200はほんと名機ですね。あと私はアンチ直刃鉈派です。曲がり刃の方が好き。現場目立てスタイル、これ実は相当難しいですよね。私もずっとこのスタイルだったんですが、まだこのスタイルを行う腕がないと去年気付きました。

P.20~
おおっ!北九チェーンソーさんだ!ここのブログおもしろいですよね。私は普段シンダイワか共立ばっかり使っているので、ちょっと悔しいんですが。

P.32
私はけっこう緩めにチェーンを張るのが好きなんです。めちゃくちゃ尊敬している方がダルンダルンに張っておられたのを見たからです。でもこの明確な意図がわからない。こういう意味もあるんでしょうけど、もっと深い意味があると思うんですよねー。あの時に聞いておけばよかった…その方はもう引退されて牛と遊んでおられるんですよね…。

P.33
これはうれしい情報(笑)山の中でこういう状況になるとイライラして仕方なかったんです。

P.36
スチールの写真。貼り付けてあるのたぶん水準器じゃないです?私もやろうとした経験があるので。いまいち良さげな水準器が見つからなくて止めたんですが、もう一回チャレンジしてみようかな。

P.44~
チェーンソー使用時はスティールコアのフリップラインを使うべきだと、私は思う訳です。せめて写真に写る時くらい。それにしてもロープウィンチが羨ましい。こういうモノ珍しい仕事っていう観点で書かれた文章はもういいから、ツリーワークの技術情報を日本語で読みたいです。だれかお願いします!

P.57
道具が写っているだけの写真でも、すごい情報量があります。あーなるほど!とか、なんだこりゃ?とか、見てて飽きません。

P.69
うおっかっこいい!ドルジバ4が一番気に入りました。

P.70~
チェーンソープロテクティブパンツを普及させるべきなのは勿論なんですが、だったらもっとかっこいいパンツを開発しろよ!と本気で思います。Pfannerとかスチールの海外モデルを見習ってほしいです。どいつもこいつも現場っぽすぎて大っきらいです(マジックフォレスターも含めて)。真っ黒か無駄に派手かの二択かいっ。ださい上にサイズ展開が少ないしやってられません。みんながみんなビール腹だと思わないでいただきたい。

P.90~
や、何と言いますか、私もスローラインを華麗にぶん投げられる様になりたいです!あれはほんと職人芸ですね…。

P.107~
目から鱗が大洪水を起こす、めくるめく魅惑の座談会。勉強になりました。特にP,114の上段の文章。私も目立てしてから1日後くらいが一番切れるっていう感覚をうっすら持っていたので、ほっとしました。間違ってなかったんだ。

P.116~
チェーンソーカービングは「やって楽しむもの、やっているとこを見て楽しむもの」だと思っているのですが、どうなんでしょうか。なんというか、純粋に芸術作品(彫刻)として見た場合、私はピンときません。私の美的感覚が変なだけかもしれませんが。作品の芸術性云々より行為自体を楽しむ時間芸術なんだろうと勝手に思っています。それにしてもチェーンソーアートって一般化しましたねー!

【最後に】
てな感じです。今回登場されている方は、元々何らかの形で業界外に向けて情報を発信しておられる方が多いように感じました。地方に潜むガッチガチの職人さんの話も聞いてみたいなあ。説明になってなくていいから、そんな方々の「感覚」が聞きたい。

いやはやしかし、Vol.2が届くのが楽しみです!早く来ないかなー!

P.S. 本日やっとウェススパーから発送連絡がきました(笑)。ロープマンめ、手こずらせやがって。シェリルは未だに連絡なし。カタログ製本がまだ完成していないんだと思います。欧州圏通販計画はユーロの値動きを注視しているところ。123円を割り込んだらいきます。

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コメント

いやあ、お恥ずかしい。
僕は特になんの才能もないです。
林業界って外に発言する人が少ないので、周りの声を集めて僕が発言してるだけですから。

チェンソーアートなのかチェンソーカービングなのか、これは実際カーバーたちの間でも捉え方はいろいろあるんですよね。

またvol.2が届いたらレビュしてください!

投稿: でき杉 | 2010年3月21日 (日) 22時16分

でき杉さん、こんにちは!
週末に飛騨地方をフラフラしてて返信遅くなりました。遠くに見える槍ヶ岳が美しかったです。

でき杉さんがなんの才能もないなんてとんでもない!それじゃあ私なんてどうなるんですか…。林業業界の現場まっただ中にいる上で、合理的で理路整然とした意見を発信できるって事自体がスペシャルだと思います。日本の林業界もネクストステージに移行する流れがどんどん加速するんでしょうね。

>チェンソーアートなのか…
そうなんですか!
いや、チェーンソーカービングの事は我ながらやっていないクセに勝手な事を書きすぎた気がして恐縮していたんです(汗)。全国のカーバーの皆さん、すみませんでした。私は逆立ちしてもあれほど精緻なものをチェーンソーで作れませんです。


Vol.2届いたので早速記事を書こうと思います。これはほんとすごい本ですねー!!

投稿: フリップ | 2010年3月23日 (火) 13時19分

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