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2010年10月の6件の記事

2010年10月27日 (水)

セコイアがマイナーチェンジするの?

【セコイアってモデルチェンジするの?】
さきほどWesSpurを見たらペツルのハーネス「セコイア」「セコイアSRT」のところに気になる文章が(リンク)。ちなみにセコイアスイングには書かれていません。

要約すると「現在の在庫分が出払ったらちょっとの間品切れになるぜ。11月末日までに新しいセコイアが入荷するからそれまで待ってね。今の価格で買いたいなら今のうちに注文してね。入荷したら送るけん!」といった感じ。

んん?マイナーチェンジでもするの? ペツル本国サイトとかシェリルを見たんですが、別にそんな事は書いてないんですよね。一体どう言うことなんでしょ。「New Sequoia」ってのがニューモデルのことなのか単純に代理店の在庫切れなのかイマイチよくわかりません。

今現在「セコイア」と「セコイアSRT」を購入しようかと考えておられる方がいれば、ちょっと待つなりウェススパーに真意を聞いたほうがいいかもしれませんね。

【ハニーの提灯記事です】
これだけだと記事としておもしろくないので、有名海外ショップでセコイアSRTがいくらで売っているのか調べてみました。(注:記事執筆時の円相場で為替換算しています)

イギリス系
ハニーブラザーズ £167.11 (129円→約2万1千円)
クラーク £196.0 (129円→約2万5千円)

欧州系
フリーワーカー 約206ユーロ (113円→約2万3千円)

アメリカ系
アメリカ御三家(どこも同値段)例:シェリル $395.00 (81円→約3万2千円)

…ハニーさんはほんと安いなあっ。あそこのお店なんなんでしょね。品揃えが良かったらもっと使うのになあ。

ちなみにハニーさんはショップHPの写真どおりのギアをしっかり送ってくる訳ではないので気をつけてください(参考:風人園さんのブログ記事)。ショップHPの写真を更新していないって言うほうが正しいかもしれません。まるっきり違うものを送ってくる訳でもないので、私はあまり気にしないようにしています。

【あれ?TreeMotionも?】
クラークさんを見て気づいたんですが、TreeMotionのこの写真ってなんか雰囲気が違いません?(ふつうはこんな感じ) もしかしてモデルチェンジでしょうか。気のせいかなあ。レッグループのごちゃごちゃっぷりがなくなってるような気がするんですよね。あとウェストにあんなロゴ入ってましたっけ?

結論としてはどうやらマイナーチェンジしたっぽいですね)。別に大した変更ではなさそうですが。サイドD環のすぐ下のリングが赤いと第二世代って事がわかると思います。TCJのショップであるTCWを見て確信しました(ここにあるのはチェンジ後タイプ)。

そういやTCWさんはギアの説明動画を色々とアップされているので見てみると楽しいですよ(リンク)。できればもうちょっと突っ込んだ説明してくれたらサイコーなんですが、現状でも充分ありがたいです。私はこの動画群で初めてカスクのプラズマとスーパープラズマの違いを知りました(笑)。インナーパッドを発売してくれないかなー。

【出来杉さんあざーっす!】
出来杉さんが所有機材リストを作られたようで早速拝見しました(リンク)。参考にしていただけたようでほんと嬉しい限りです。ウェブページっておもろいですよね。

いやー他の方の所有機材を見るのって……思った以上に面白いですね!タキオン使っておられるのかー。タキオンってすっごい人気ですよね。これ使ってるっていう話をほんとよく聞きます。

あと私もギアを日本語表記にしようかなあ。私は海外でしか売ってないようなものはぱっと検索できるように英語表記にしているんですが、こっちのほうが見やすいですね。機材リストを見て楽しめるようなツワモノの方なら「あーあそこで売ってるあれか」ってだいたいわかりますもんね。

このリストに写真をつけたら更にわかりやすいんだろーなーと思いつつ、明らかにめんどくさくて放ったらかしにしているモノグサの私です。ブログの更新くらいはがんばっていこうと思います。

【リムウォークの練習法】
たまに記事に登場する知り合いのOさんに教えてもらった方法です。クライマー二人で遊ぶ方法です。

まず樹上のトップアンカー付近で集合します。で、クライマーのA君のギアラックから一番値段が高そうな品物をB君が奪い取ります。B君はそれを枝先に持っていって適当にぶらさげます(この時A君はB君のムーブを見ないってのが大人の嗜みでしょう)。そしてB君が帰ってきたらA君は自分のかわいいギアを回収しに枝先まで行く。 これだけです。

なんだか想像以上にしょぼくてすみません。でもね、私の話なんですが、こうでもしないと枝先まで行く気がおきないんですよね。だって怖いですもん。その点、自分のギアをぶらさげられると回収に行かないとしょうがないですからねー。仕事の時と同じ感覚になれますし、ムーブを必死こいて考える気分になれます。

まあギアじゃなくてテープを巻くとかでも別にいいんですけどね。ギアだったら「枝を不用意に揺らすとギアが落下するかもしれない」危険がですね、これまた成長を促してくれるんですよ。ギアを落としたら即廃棄ですからねー。気合いがはいります。

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2010年10月26日 (火)

ぺルターのイヤマフ

私が所有しているイヤマフはぺルターの「OPTIME 2」と「OPTIME 105」です。

左の赤いメット(カスクのスーパープラズマ)についているのがオプティム2、右の白いメット(ペツルのバーテックスベント)についているのが105です。

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【OPTIME2】
オリーブ色のしぶい奴です。詳しくはこちらのリンクでも。遮音性能はNRR23dBでして中度騒音用になっています。特に困ることはありません。イヤマフを重く感じることもないし、ちょうどいいくらいだと思います。

お洒落で機能的、私はこのイヤマフが大好きです。

【OPTIME105】
真っ黒の重厚なやつ。詳しくはこちらのリンクからどうぞ。オプティム105の遮音性能はNRR27dBです。重度騒音用です。リンク先のやつは私のものとは外見がちと違うんですが、型番が同じなのでたぶん一緒だと思います。ちなみに105はモデルチェンジしていまして、後継機はオプティム3になります。

はっきり言って重しデカいです!耳にあてがうと問題ないんですが、メットにあげている時は後ろに引きずられるような感覚を覚えます(大袈裟かもですが)。サイコーに使いにくいです。現場につくまで苦痛です。

【WesSpurでイヤマフは買わないほうがいいと思う】
WesSpurでイヤマフを買うと重度騒音用しかありません。これ一択です。

私の105もウェススパーで買ったものです。チッパーやうるさい重機を使うならいいかもですが、普通の造林作業にはオーバースペックのような気がします。重いっていうデメリットばかりが目につきます。ウェススパーでイヤマフキットを買う場合はこの点をしっかり考えてみたほうがいいと思います。

(ついでに言うと、ウェススパーでばら売りしているVisor Adapters Only(Item # saf128)にはイヤマフがつきません!気をつけてください。あれはバイザーがつくだけでイヤマフ取付部分がそもそも存在しません。私はやってしまいました…)

【じゃあどこで買えばいいのか】
日本で言うと、上でリンクした楽天の「未来研究所」の品揃えがいいです。

他にもRS(アールエス)コンポーネンツさんというところがあって海外で買うのと同等くらい安く買えるみたいです。在庫としてはメット取付型はOPTIME3しかないみたいですが、他のイヤマフも取り寄せてもらえるみたいです。
(詳しくは「耳栓とイヤーマフで防音対策」というブログで紹介されていますのでどうぞ。このブログ記事、非常にわかりやすくていいです!)

あとTCJさんのショップでOPTIME2の取り扱いが始まっています。なんだかくやしい…レア感がなくなってしまうではないですか…。

イギリスのお店だとMSAのイヤマフが売っています(例えばこれ)。ハスクのメットについているやつですね。ぺルターに飽きた方いかかでしょうか。かっちょいいですよ。メーカーとしてもこの業界を代表する超有名企業です。ぺルターorMSAって感じ。

【そもそも…イヤマフっている?】
イヤマフなんて大して意味ないだろ…私もそう思っていた時期がありました。でも一度使い出すとやめられないですね。例えば休憩中にイヤマフをはずしたままうっかり作業を再開した時、チェーンソーの音がびっくりするくらい大きく聞こえます。あと刈り払い機を使う時。これなしじゃ仕事したくないくらい、なくてはならない存在になりました。

しっかり調べてないのでわかりませんが、イヤマフはすべての音域を均一に遮音するのではなく、1kHz以降の音域をがつんと遮音してくれていると思います。なので他の作業員の声は聞こえます。確かに聞こえにくくなりますが、その気でいれば呼ばれている事は気づきます。むしろですね、イヤマフをしなかったら将来こんな風にしか聞こえなくなるのかも…と恐れおののくべきではないかと。

【中高音域は偉大です】
ドナルド・ブレイヤーさんの「Arborist Equipment」p44に、騒音に長期間晒された時の聴力低下の値がグラフで書かれています。これを見ると4kHzをピークにして人間の聴力が犯されていく事がわかります。

元・音響屋として言わせてもらうと、中高音域(だいたい2kHz~6kHz)の音って人間の耳には一番敏感なポイントなんです。このあたりの音域は非常に認識しやすいですし、どっちから音が鳴っているかを感じれるところです。

例えば駅のホームで鳴るチャイムはわざとこの辺りの音域を強調するようなメロディーで作成されています。電車などの騒音のなかでも人間が気づきやすい・聞き取りやすいからです。
例えば高速のサービスエリアでご飯を食べるとします。食券を買ってカウンターに出して番号を呼んでもらうタイプとしましょうよ。たまに番号のアナウンスがひっじょーに聞き取りにくいところってありません?あれはマイク・スピーカーともにしょぼすぎて中高音域がでていないから雑踏音にまぎれてしまうんです。

【難聴こわい】
なんとなくわかっていただけるでしょうか。なんせ中高音域ってのは人間が生活していくうえで非常に重要な音域です。仕事のせいで難聴になるなんて愚の骨頂ではありませんか。チェーンソー使うならイヤマフは必須ですよ。行政も振動障害ばっかり気にしていないで難聴問題にもしっかり対応してほしいです(私が知らないだけだったらごめんなさい)。

【余談よだん】
先日のチリの落盤事故救出シーンをテレビで見てたんですが、一番最初に救出された方のメットにぺルターのイヤマフがついていましたね。たぶん軽度騒音用かな?結構薄く見えました。他にもバーテックスのメットをかぶっている救助隊員を探したりヘッドランプをみてニヤニヤしていました(我ながら人間としてどうかと思います)。でもあの救助作戦はほんとすごいですね。全員が無事に救出されてホッとしました。

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2010年10月25日 (月)

シルキー「ゴム太郎2段切り」を発見する

兵庫県の三木市は金物で非常に有名なところです。手引き鋸のシェアは全国60%を超えるらしく、例えばサムライ鋸の神沢精工さんですとか、レザーソーのレザーソー工業さんは三木のメーカーです。

三木市って別に自宅から近い訳ではないんですけど(むしろ遠いんですけど)、色々とあってたまに行くんですね。で、国道175号線沿いにある「道の駅 三木」の二階に金物展示即売場があります。ここはシルキーの製品がすべて置いてある素敵スポットでして、いろんなノコギリを眺めてニヤニヤする為にふらっと立ち寄るのが習慣になっています。ノコギリ以外にもコテですとかノミとか色々陳列してあるのですごく面白いですよ。

(まあシルキーを作っているユーエム工業さんの所在地は三木市じゃくてお隣の小野市なんですけどね。いいんです、そんな細かいことは。ARS(大阪府堺市)のノコギリとか岡恒(広島県尾道市)のハサミも置いてあるくらいですし、むしろ有名所が一挙に見れるのでうれしいです。)

で、こないだ三木市に行く用事がありましていつものごとく道の駅に立ち寄るとシルキーの新製品がでていました。「ゴム太郎 2段切り」です。詳しくはシルキーのHPでどうぞ。こちらのリンク

簡単に言うと、「鋸の背の部分にも刃(バックティース)をつけてやったぜ」という製品なんですが、以前からも「ヤマビコ」という同コンセプトの製品をシルキーは出しています。

どこが違うかと言うと色々あるみたいですが、ぱっと見てわかるのはバックティースの場所ですね。ヤマビコは刃先部分にバックティースがあるのに対して、ゴム太郎2段切りは中間部分あたりからグリップ寄りについています。

私がはじめてヤマビコを見た時、「刃先じゃなくてグリップ寄りにバックティースがある方が断然使いやすいんではなかろうか…」を思ったものです。そういう意味でこの新製品を見た時はうれしくなりました。それに替え刃だけ買ったら手持ちのゴム太郎と換装できるってのもうれしいポイントです。

という訳で買ってみました!…と言いたいところなのですが、その時の所持金が非常に乏しく泣く泣く諦めて帰ってきました。そんな訳でこいつの利点を妄想してみます。妄想はタダでできるから大好きです。

むー。


このノコギリって枝打ちをがんがん行うような場面だとすごく便利だと思うんですよねー。刃を裏返して受け口をあけるのって手が疲れるじゃないですか。

あとスギを昇柱器で登っていく際に邪魔な枝を切り落とす時。枝を上から下に切るとその弾みで胴綱を切っちゃいそうになる事ってありません?それが怖いから一旦枝の上方に胴綱をかわしてから切ったりしているんですが、リズムが狂ってあんまり好きじゃないんですよね。仕方ないことなんですが。その点、これだとバックティースで下から上に切り上げられるので胴綱を切る心配が減るかなーなんて妄想しています。まあ両方に刃がついているので危険要因にもなるんですが。

間違いなく普通のツリーワークには向いていないですよね。ロープでぶらさがっているときに両刃の鋸を取り回すのはさすがに恐いです。でも「背側に刃がついていたら楽勝で切れるのになぁ」と思うような枝がある事も確かです。

よく思うんですが、エルゴノミクスなデザインの製品って鬱陶しいときがありません?メーカーの想定した使い方の範囲内なら非常に快適なんですが、それから外れると急激に使いにくくなるんです。鋸で言うとグリップの部分ですね。シルキーも順手で使うには快適そのものなんですが、逆手に構えると非常に使いにくいんですよね。いっそ無骨なデザインのグリップの方が汎用性があると思う訳ですよ。例えばシェリルで売っているARSのこれとか(リンク)。

そんなこんなでですね、刃が逆方向についたゴム太郎があると個人的にうれしいです。グリップはそのままで、刃の部分が180度回転したような感じ。普通に握ると空に向かって刃があるノコギリ、そんなノコギリが発売されから素敵だなぁと妄想しています。そんなキワモノをありがたがるのは極めてマイノリティーな気もしますが。


何だか話がとっちらかったので今回はこの辺で。墜落の話はもう少々お待ちください。そうそう、もし三木に行く用事がある方は是非「万寿庵」さんの甘栗を食べてみてください。うまいっすよ。たぶん私が人生で初めてシルキーと出逢ったのはここでもらえる「くりわり君」だったんだろーなーと思います。皆さんもくりわり君見たことあるのではないでしょうか?

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2010年10月10日 (日)

(超重要)記事訂正があります 反省しきりです…

本日、「ロープアクセス技術の広場」さんを久しぶりに読んでいたら、「落下係数ゼロの墜落って何? ゼロフォールファクター 静止荷重の2倍です。」及び「同じ落下係数でも墜落距離が長いほど、衝撃荷重をうける時間は長くなる」という記事がありました。

この記事を読んでいく内に…頭の中ででっかいクエスチョンマークがぷかっと浮いてきまして…「あれ?私の思っている挙動と違う!」 そう思いつつ記事を読み進めていくと、コメント欄にてまさしく月光仮免さんが私の疑問を質問しておられました。

で、2時間近くあーだこーだと考えた結果、結論として私の考えの過ちに気づきました。あっちゃー(涙)。

うちのブログで間違いがある記事はこちらです→
墜落の衝撃を受けるタイミングはいつ?」(2010/02/19)
落下係数について」(2010/02/22)

この記事で私は「人体が墜落の衝撃を受けるのはロープが最大展張した瞬間であり、その時、墜落荷重の最大値を一気にうける羽目になる」といった事を書いているんですが、これ、大間違いでした。

実際は「ロープが伸びだした時から人体に荷重がかかる」が正解です。記事内でアンカーについてはそのような記述をしているのですが、これが人体側にも適応される訳です。

この変更によってどんな不利益が起きるかと言いますと…長距離落下は人体とアンカーを時間で破壊する。そして人間は持続的な負荷に弱い。という事です。(詳しくは前述のロープアクセス技術の広場さんの記事に書いてありますので、そちらをお読みいただければと思います。私が書くより遥かにわかりやすく正確です。)

落下係数の話題が出る場合、短距離落下の危険性を説く場合が多いです。

「長距離落下であろうが短距離落下であろうが、落下係数が同じならば墜落時の衝撃荷重の最大値は同じである(理論的には)」といった語り方を一般的にします。そして短距離落下をなめたら痛い目にあいまっせ!という教訓を引き出すんですね。

これが脳みそのなかで裏返ると、じゃあ長距離落下しても落下係数を低く抑えておけば問題ないって事か…となりがち(私のことです)なんですが、そうじゃなかったって訳です。落下時の衝撃には「衝撃荷重の強さ」だけではなく、「衝撃を受ける時間の長さ」を考える必要があるんです。

むうぅぅ、個人的にはCTFの時と同じくらい根本的な部分を勘違いしていたので、どうやってあの記事を変更するか悩むところです。あれ自体重要な事を書いている割にはイマイチ読みにくい記事だったので、いっそ初めから書き直そうかなーと思います。

今からちょいと書いてこようと思いまっす!

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2010年10月 7日 (木)

スゴイ改

【スゴイは凄過ぎて怖い】
ツリーワークをする時、ノコギリはシルキー「スゴイ360mm」を使用しています。

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で、ふと思ったんですが、私はいつも35cmバーのチェーンソーを使って仕事をしているんですが、スゴイってこれより刃渡り長いんですよね。もちろん比較できるようなもんではないんですが。

まあ兎に角「スゴイ」の刃渡りは長いです。持ち運び的には個人的に問題なしなんです。困るのがこれしか樹上に持って上がっていない場合、目の前の邪魔な小枝を切る時にもいちいちスゴイを使わなきゃいけない事。

スゴイを使っておられる方ならわかってもらえるかもと思うのですが、この状況って結構つらいものがあります。もちろん切れない事はないんですが、あまりにスゴイが長すぎるんで刃の取り回しに苦労します。

言うならですね、密集した雑木林で80cmバーの大排気量チェーンソーを使って直径5cmくらいの木を切る感じ??…なんだかよくわからない例えになってしまいました。要はなんでも適材適所ってもんがあるだろって事です。

他にもわんさかと樹に巻いているツルを細々と丁寧に切っていく場合、ロープが近接しているので繊細な注意が必要な場合などなど、スゴイだけしか持っていないとちょっと苦しい場面がよくあります。こういう状況はほんとに多いです。

【サブ鋸は必要でしょう】
そんな訳で、樹上にスゴイを持ってあがるならば、別途サブ鋸も必要になってきます。

以前は一緒に「ズバット300mm」もハーネスにぶら下げていたのですが、ギアラックが煩雑になってイマイチでした。ノコギリ2本がぷらぷらしているのはさすがの私でも鬱陶しかったです。

ちなみに私は「ギアラックにモノをぶらさげすぎだろ!」とよく馬鹿にされるくらい大量のギアをいつもハーネスにぶらさげているような奴です。だって…せっかくギア買ったら手元に置いて愛でたいじゃないですか。あとグラウンドの人にモノを上げてもらうのが基本的に嫌いなんです。

【これがスゴイ改だ!】
閑話休題。で、私の出した答えがこれです↓じゃじゃーん。

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なんて事もなく、シルキーの「ズバット240mm」をスゴイケースにくっつけただけです。

【改造方法…】
改造なんて大それたものではないのが可愛いです。ズバットケースのアタッチメント部分を留めているネジと部品を外してから、適当なスリングとビニテでぐるぐる巻きに固定しているだけの簡単仕様です。どこも削り落としていないので復旧も可能です。

サブ鋸ですが、現場ではかなり大活躍しています!最近そんな大きい樹に登っていないからってのもありますが、割合としては「サブ鋸7:メイン鋸3」くらいの使用率でしょうか。もっとサブに頼っているかもしれません。サブでなるべく枝を落としきってから、メインで主枝をがしがし切っています。

【多少の反省と後悔】
270mmにすれば良かった…、ストレートソーにすれば良かった…等も思いましたが、まあ特に問題ないです。小さくてもさすがズバット。よく切れます。ハンドル同士の干渉は見た目以上にほとんどありません。これに関しては自分で作っておいてなんですがびっくりです。

や、問題ありました。ズバットって300mmより短いシリーズはハンドルがちょっと小さいんです。あとハンドルに穴があいていません。うっかり落としそうになる事が多いように思います。

あと、ややこしい体勢の場合、ノコギリをうまくケースに戻せないことがままあります。手探り状態ではなかなか戻せません。どうしてもズバットの位置が低くなるので手がなかなか届かなくて遠く感じる事も多いです。

【まとめ】
そんな訳であまりお勧めできるものではないです(笑)。よくよく考えたらわざわざこんな事しなくても適当な自在バックルを買ってきて足に装着した方が何かと便利なような気がしますねー。

とにかく「鋸一本ですべてを賄おう」っていうのは無理があると思います。特にスゴイを使うならばサブ鋸は必須ではないでしょうか。私にとってサブ鋸の存在は作業の効率化と安全性の向上に一役買ってくれています。

使えるか使えないかは別にして、ギアの改造は楽しいもんですね!安全に関わらない部分でいかにヘンテコ改造を楽しむか、これこそが人生の醍醐味です。手先の器用な方が羨ましいです。

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2010年10月 1日 (金)

「カラビナを片手で開ける」の巻

10月になりましたが、いまだに除伐が終わりません(笑)。現場の状況としては、サルトリイバラとシダとマツの巣窟みたいになっていまして、そこに案外元気にヒノキが生えているといった感じです。イバラで傷まみれになりながら頑張っております。高さ2mを超えるシダであふれている谷に突っ込んでいくのは中々勇気がいるものです。

さてさてそういう訳で、今回は「トライアクトタイプのカラビナを片手で開ける」方法です。全くもってどうでもいいような話ではありますが、実は知り合いのOさんに教えてもらうまで私はうまくできませんでした(汗)。今でも苦手であんまりやらないです。

【レッツチャレンジ!】
ポイントはひとつ。「薬指でカラビナを持つ」ってだけです。↓
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↓そしたら親指・人差し指・中指で安全環をつまみます。
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↓つまんだらぎゅっと上にあげる。(DMMはここのストローク幅がペツルに比べて短いように感じます。)
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↓そのままぐいっとひねり込みます。
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↓で、ゲートを開けます。センチネルは小さいから逆にちょっとツライ。
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以上です。今回のモデルはDMMのカラビナ「センチネルHMS」さんでしたー。


【蛇足】
ちなみにセンチネルはフリップラインアジャスター(トランゴのシンチ)の接続に使用しています。ここは小さいほうが便利だと思っています。
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装着例。我ながら短足ですねー。
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