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2011年9月の4件の記事

2011年9月30日 (金)

雑感0930

ども、フリップです。ここ最近の昼夜の気温差に苦しめられています。昼間は28度、夜は12度ってなんやねんって感じです。私はこう見えて病弱ですので、こういう季節はすぐに風邪をひきます。ゲホゲホ。

【GERDEXが面白そう】
絶妙な語り口調ですごく親しみやすいと評判の「silkyなladiesのブログ」を皆さん読んでおられるでしょうか。 最新エントリのこちらの記事を読んでて初めて知りました。

第五回 国際ガーデンEXPO!略してGERDEX!リンク) 日程は10月13~15日。会場は幕張メッセ。…遠いなあ(遠い目)。

林業やっていると造園とか園芸方面に疎くなってしまいがちですが、アーボリカルチャーを目指すならこの辺の事も押さえときたいですしねー。そんなん抜きにして、たくさんの道具を見てニヤニヤしたいだけですけどね(笑)。ほんと面白そうだなー。シルキー新製品も見たいですし。

【ベンチレーション最高です】
PFANNERのベンチレーショングラディエイターを八戸森林組合さんから購入しました。ほんと最高です。素晴らし過ぎます。チェーンソーパンツが暑いだなんて気のせいやったんや!詳しくはまた記事にします。

私が勝手に心の師匠と敬っている、だんさんもレビューされていますので是非ご一読ください(こちら→DF-Factory記事「通気性」)。
(ちなみに執筆現在、八戸さんのベンチレーション在庫は極僅かだそうです。というかメーカー在庫が少なくなってきているらしいです。世界中で爆売れって事かしら?)

【林業現場人Vol.5 本日発売!】
という事にさきほど気付きました。Amazonで急ぎ注文すると…10~14日待ち!しまったー予約すりゃよかった!

今回のテーマは「特殊伐採という仕事」ですからね。もう興味津津なわけですよ。届くのを待ちわびます。林業やってるなら林業現場人はマストアイテムっすよ。バックナンバーも興味深い特集ばっかりです。面白すぎます。

【あの動画の第二弾が登場】
巷で話題の和太鼓(かどうかは知らないけど)動画(リンク)の第二弾がYouTubeにアップされていました。
http://www.youtube.com/watch?v=Gg4uz02VEEU&feature=player_embedded

おおっ、なんかお金がかかってそうな動画になってる!ARTめ~。でも音楽は前のやつのほうが素敵ですよね。動画自体もスパイダージャックって感じじゃないですし。

【シンチ+ダイナミックロープ問題】
TreeToolsBlogのこちらの記事にて、シンチ問題を取り扱っています。興味ある方はどうぞ→ http://treetools2009.oncentre.co.nz/_blog/Treetools_Blog/post/Dynamic_lanyardTrango_Cinch_debate_revisited/

シンチをランヤードアジャスターとして使う場合、やはりダイナミックロープを使うべきであり、更なる理由があるんだぜ(という意見がある)って内容です。

【シルキーは素晴らしい会社だと思う】
ドイツの木登り道具屋さんFreeWorkerのサイトをふらふら見ていたらこんな記事を見つけました。一年前の記事ですね。これぞ日本魂って感じのいい写真ですよねー。シルキーの宮脇専務、素敵だと思います!

【剪定本買いました】
An Illustrated Guide to Pruning 」っていう剪定本を買いました。ISAでも売っている本でして、お盆前に日本のAmazonで調べたら普通に売っていたという(笑)。私が見た時は発売前で予約扱いだったんですけど、その後2回くらい発送延期を喰らいまして、諦めてアメリカAmazonで買うかなーと思っていた矢先に発送したとの連絡が!あぶねーあぶねー。もう注文は受け付けていないみたいですね。マーケットプレイスから購入できますけど。

今回買ったのは第3版。明日くらいに到着予定です。林業やってるんで剪定がさっぱりわからず苦手意識があります。それを少しでも解消しようと今回購入したわけなんですが、さー英語との戦いが待ってるぜ!

【そういやこんな本も買いました】
ふっふっふっ、ついに見つけたハニーハンター本!ああ素敵、もう最高。

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2011年9月17日 (土)

SCARPA ”TreetecⅡ”はお洒落である(追記あり)

今回はSCARPAの靴、”TreetecⅡ”のご紹介です。個人的にフットロックの練習用シューズとして使用しています。

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ドイツのFreeWorkerさんで買いました(リンク)。TreetecⅡっていう名前はこのお店限定のネーミングっぽいです。(追記:正式名称が判明しました。SCARPA”Dharma Pro”です。ダルマかよ…。)

スカルパに元々ZENリンクっていうアプローチシューズがありまして、これの別注ミッドカットモデルになります。ZEN自体はローカットモデルでして、日本でも流通しています。スカルパの代理店はみんな大好きロストアローさんです。

アプローチシューズとは、ロッククライマーが岩場にたどり着くまでに履く靴を指します。このカテゴリーは木登りに流用できそうな製品が多いんですが、あまり店頭においていないのがネックです。特に関西はほとんど店頭にありません。

以前ロストアローさんに”ZENのミッドカットモデルを売っている海外のお店があるんですが、正式名称わかりませんか?”とお聞きした事があります。カタログにそのような靴は載っていないとのことでした。

[フットロックに最適な靴はどんなの?]
私の友人にフットロック馬鹿のO君ってのがいます。実に素敵なオトコでして、道具のチョイスも素敵です。O君って書くと親しみがわかないので、今後ブログでは”ハリー”って呼ぶことにします(なんとなく)。この靴はハリー君が買うって言ってたから真似したようなもんです。そんなハリー君のフットロック用シューズに求める条件はこちら

  1. 靴紐を通す部分が金属じゃない
  2. 靴の内側が擦れに強い構造であること
  3. 靴底が平らで堅い
  4. かっこいい

フットロックをやってる方なら理由はだいたいわかるかと思います。1番の理由はロープを靴でロックするときにロープを傷めないように、2番の理由はロープの摩擦で靴の内側がすぐへたるから、3番の理由はロープをロックしやすいように。4番は言わずもがな。

[TreetecⅡを様々な角度から撮ってみた]
↓まずは正面。つま先もしっかりガード。
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↓横から(内側)。土踏まずにオレンジ色のプロテクターが見えます。ウレタンっぽい素材です。この存在がハリー君の心をくすぐったようです。P1010205_s

↓横から(外側)。こちらにもプロテクターがあります。ばっちりです。
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靴裏。きたねー。ビブラムソールです。堅めのソールだと思います。
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[使い心地は?]
普通に靴として履き心地がいいです。街に履いていったりするくらいです。クッション性があります。これは中敷きの素材も影響しているかも。この靴は幅広なので日本人の足にもよくフィットします。普通に使いやすいです。

木登りするのにローカットの靴は足首がフリーになりすぎて使いにくいと思っています。くるぶしくらいまでは保護してほしいですし。(ITCC2011のルールでも”くるぶしまで保護する靴を着用すること”という記載があります)。その辺の事情でこのようなミッドカットモデルが発売されているのかな?と考えています。

フットロックは非常にやりやすいです。私はほとんどフットロック登攀しないので説得力ありませんが、ハリー君がやりやすいって言っていたのでそうなんでしょう。

ただ、私は普段ハイカットの登山靴(キャラバンGK-68)を履いて仕事をしていますので、ミッドカットになんか馴染めない。それにGK-68に比べると靴底が堅く、感覚の差がちょい気になります。慣れるくらい履きこめていないってだけなんですが。

そうそう、この靴は防水性がありません。

[サイズ問題]
靴を海外から買う時に一番困るのが、サイズがよくわからないって事でしょう。この靴のサイズはZENを履いてみればわかるんですが、ZENが店頭にあるような店はたぶん関東にしかないと思います。今年アタマの段階で関西には一軒もなかったです。

しかもFreeWorkerで選べるサイズが超豊富で逆に困ります。ハーフサイズまでありますからね。私が買ったので40 1/2サイズ(EU)。40にしても良かったかなと感じます。足の幅はあまり気にせずに、足サイズで選んでいいかと思います。
(参考:普段履いている靴のサイズ。スパイク地下足袋24.5cm。登山靴(GK-68)26cm。クロックス24cm。)

[余談]
靴を海外から購入すると関税が結構かかります。覚悟しておいてください。

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Singing Tree"Rope Wrench"は難しい…

今回はSinging Tree”Rope Wrench”について書いてみようかと思います。実物はこんな感じです。

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ペン先で指しているナットが可動します。これでフリクションの調節ができるようになっています。そしてその右には”NOT FOR PRIMARY LIFE SUPPORT”の文字が。ロープレンチを使うなら、この文章の言いたい事がわかってないとヤバいと思います。

[スペック]
Singing Treeの公式サイトが見つかりません。なのでSherrillとWesSpurから情報を集めました。

・対応ロープ径 10mm~14mm
・素材 ステンレス・スティール
・重さ 215g
・長さ 133mm
・幅  35mm
・厚み 35mm
・価格 約125~130ドル(執筆現在)
(シェリルの説明には”アーボリストグレードの11~13mmロープを使用する事”と記載があります)

[システム例]
私が試しに組んでみたシステムです。

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正直、このセッティングは駄目でした。この写真を鵜呑みにせず、あくまで参考程度に留めてください。

とりあえず、私感としてはグリズリースプライスのコードとの相性が良くない気がします。グリズリーは柔らかすぎるんですよね。(そもそもヒッチクライマーとグリズリーの相性はあまり良くない。) V.t.との相性もイマイチ良くないような気もしました。でもこれは上記の通りグリズリースプライスだからなのかもしれません。

ロープレンチの先から青いコードがでてますよね。これがロープレンチのキモです。建前としては”強度は別にいらない”んですが、充分な強度をもつコード(例えばウルトラテックとかオーシャン・ベクトラン)を使う方が良いように感じました。特にシステム調整に成功するまでは。

コードにくっついている銀色の物体は今年発売されたDMMの新型シンブルリンクです。詳しい説明はまた後ほど。

[特徴]
ロープレンチ、これは何をするものなのか。要は”SRTでもクライミングヒッチを使いたい!”という要望に応えるものです。同じ系譜に「F8リボルバーシステム(動画)」なんてものもあります(お勧めはしません)。

SRTでそのままクライミングヒッチを使用すると、ヒッチに全体重がかかるので、堅く締まりすぎて動かなくなります。ロープレンチを使用すると青コードに体重を分散できるので、クライミングヒッチがうまく効くようになります。

また、ロープレンチを使うと登攀・下降のシステムチェンジをする必要がありません。そういった意味では、ヨーヨーシステム使用者はロープレンチを候補にする価値はあるかも。(上写真のように)ロープレンチが下を向いていれば下降モードです。これを上に向けるとロープレンチのフリクションがフリーになり、登攀モードになります。

ちなみにこの器具はロープ末端から差しこまないとセットできません。かなり面倒です。

(そもそもSRTでクライミングヒッチを使う利点はなにか。これを言いだすと長い文章になるのでやめておきます。この利点がピンとこない方はあえてこの道具を使う必要はないでしょう。)

(登攀時は青コードにつけたシンブルとハンドアッセンダ―を連結しています。アッセンダ―をあげたら自動的にロープレンチもフリーになる…という手はずなんですが、うまくいっていません。システムが上下に広がり過ぎて、私の腕の長さだとアッセンダ―の距離が稼げません。良い方法を思案中です。)

[調整の難しさ]
ほんと調整に苦労しています。青コードの最適な長さが未だにわかりません。

登攀から下降にチェンジしたときに、ヒッチの効きが遅れると、ロープレンチと青コードでぶらさがる状況が起こり得ます。非常に危険でして、しかも現在これが頻発しています。なので、ヒッチとヒッチ用コードの選択をしっかり吟味する必要があります。

そしてシステムが上下方向に幅広くなる傾向があります。小柄な人間には扱いこなせないのか?

[こんな人におススメ!]
いやー現状では全然お勧めできないです。扱いこなせるようになったら考えは変わるんでしょうけど。調整云々を抜きにしても非常に人を選ぶ道具だと感じています。これはSRT用の道具です。SRTシステムの特徴をしっかり理解している必要があります。

「何故この道具には"Not for Primary Life Support"と書いてあるのか」「ではプライマリーで働くのは何か」……この辺の意味がわからないレベルでしたら買うのは止めたほうがいいでしょう。

あと、登攀時はハンドアッセンダ―とフットアッセンダーが事実上必須だと思われます。なのでハンドアッセンダ―とハーネスをつなぐセーフティコードの重要性、またフットアッセンダーはPPEじゃないって事を確実に理解しておく必要があるでしょう。

[最後に]
正直なところ…全然使いこなせないからめっちゃ悔しいんです!ちくしょー!そんな恨み嫉みがいっぱいつまった記事になってしまいました。いつの日か「ロープレンチ便利じゃん!]って記事が書けるよう、色々試していこうと思います。でもこの道具が人を選ぶのは事実でしょうし、安易に手を出さないほうがいいかと思います。

それを乗り越えて、私と一緒にロープレンチを極めたい方!何か気になる点がある方はコメントよろしくです!

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2011年9月 2日 (金)

山仕事の時の腰道具セット

今回は、私が山仕事の時に使っている腰道具セットを紹介しまっす!

皆さんは作業中の燃料とかどうやって運んでいます?リュック派と腰派があるように思いますが、私は腰派です。深い意味はありません。この仕事を初めた時、まわりの先輩が全員とも腰派だったんで、それを真似し続けてるだけです

なので作業中にリュックは背負いません。お弁当を入れたリュックは昼休憩する場所にデポしっぱなしです。昼からの燃料も一緒にそこに置いています。

腰セットはこんな感じです。これがだいたいフルセット。実際は現場に合わせて必要なものだけを持っていきます。

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じゃあ簡単に紹介していきます。左から順番に

1、ナタ
広葉樹林で仕事をする時はナタを持っていくことが多いです。このナタは地元の鍛冶屋さんで買っています。こういう曲がったナタ(海老ナタでしたっけ?)じゃないと私は怖くて使いたくないです。ケースはうちの大番頭、Fさん自作です。歩くと「カランコロン♪」と良い音がして、心が和みます。ナタ袋は使った事ないです。

2、燃料入れ
近所のテント生地屋さんに頼んで作ってもらったものです。お昼は座布団代わりになるステキな奴です。1リットルのボトルが2つ収納できます。チェーンオイルはPETボトル、混合油はMSRのフューエルボトル。そしてプラグレンチもここに突っ込んでいます。これで落とす心配は全くなし。

3、ペットボトルホルダー
登山屋さんで買ったドイターの500mlペットボトルホルダー。飲み物を入れています。切り捨て間伐だと燃料1リットルじゃ足りないので、こっちにも追加しています。その時飲み物はどうするかと言いますと、もう一個ホルダーをぶらさげるだけです。

4、整備工具入れ
登山屋で買ったSIGGのドリンクホルダー。1Lのペットボトルが入ります。私はこれにヤスリやら六角レンチやら小型マイナスドライバーやらを収納した工具袋を突っ込んでます。それだけだと隙間が多いので、王様クサビ(大)も一緒に入れています(写真は中サイズ)。

5、小道具入れ
カメラやら地図やらポイリムやらを入れています。普通の腰袋にする場合もありますが、藪を分け入る時はこういう蓋のしっかり閉まるバッグを使っています。

6、クサビ用ハンマー
ヨキの方が便利なんでしょうけど個人的に苦手なので、普通のハンマーを使っています。これはFさんが作ってくれたハンマー。ヘッドは確か1.3kg。柄はグミの木でして、この微妙な曲がり具合が何とも最高!めっちゃ愛用しています。山で落としたら仕事を忘れて3日は探しますね。これを腰にぶら下げるとそれなりに体力を消耗します。

7、ノコギリ
この写真のはシルキーのゴム太郎。ズバットにする場合もあります。山に入る時、ナタかノコギリは絶対に携行するようにしています。魔除けっす。山はこわいところですよ、はい。

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フルセットを装備するとこんな腰回りになっちゃいます。アホっぽいですね。歩けたもんじゃない。さすがに現場でここまで装備した事ないですし、配置をちゃんと考えます。

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まあこんな感じです。あとは状況に応じてクサビ(中)とクサビ(小)も持っていきます。これはチェーンソーパンツに仕込んでいます。

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チェーンソーパンツはpfanner「グラディエイター」のシェリルモデル。写真見てもらえばわかるように、右太ももにクサビをいれておくポケットがあります。必要な時にサッと取り出せるのでめちゃ便利!しかもこのポケット、お尻側はズボンに縫製していないので浮いていて、クサビをいれた状態で膝を曲げても突っ張りません。あとズボンの裾にはレッグゲイターみたいなスカートがついていて、ブーツに木屑が侵入するのを阻止してくれます(うまく説明できないや)。更にシェリルモデルはクサビポケットの横に携帯電話ポケットがついています。超便利。

(ちなみに現行のグラディエイター2とはスペックや細部が異なるので注意してください。)

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という訳で私は腰派なんですが、やっぱ腰にぶら下げてると重い。こないだ試しにリュック背負って仕事したら、すっごい楽だったんです。リュックいいじゃん!

現在狙っているリュックはバーグハウスの「フリーフロー26」!こちらのショップの写真がわかりやすいかな。背面の通気性バツグン、引っ掛かりに強そうな生地、チェストベルトを取り外し可能、ハイドレーションOK。こんなザックってなかなかないんです…。特に「チェストベルトが取り外せて、しかも背面通気」っていう条件を満たすのは意外と難易度が高い。買ってみようかなー。でももうちょい容量が欲しい気もするんですよねー。

上記条件を満たすかっちょいいザックをご存じの方がいれば、是非教えてください!!

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