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2011年9月17日 (土)

SCARPA ”TreetecⅡ”はお洒落である(追記あり)

今回はSCARPAの靴、”TreetecⅡ”のご紹介です。個人的にフットロックの練習用シューズとして使用しています。

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ドイツのFreeWorkerさんで買いました(リンク)。TreetecⅡっていう名前はこのお店限定のネーミングっぽいです。(追記:正式名称が判明しました。SCARPA”Dharma Pro”です。ダルマかよ…。)

スカルパに元々ZENリンクっていうアプローチシューズがありまして、これの別注ミッドカットモデルになります。ZEN自体はローカットモデルでして、日本でも流通しています。スカルパの代理店はみんな大好きロストアローさんです。

アプローチシューズとは、ロッククライマーが岩場にたどり着くまでに履く靴を指します。このカテゴリーは木登りに流用できそうな製品が多いんですが、あまり店頭においていないのがネックです。特に関西はほとんど店頭にありません。

以前ロストアローさんに”ZENのミッドカットモデルを売っている海外のお店があるんですが、正式名称わかりませんか?”とお聞きした事があります。カタログにそのような靴は載っていないとのことでした。

[フットロックに最適な靴はどんなの?]
私の友人にフットロック馬鹿のO君ってのがいます。実に素敵なオトコでして、道具のチョイスも素敵です。O君って書くと親しみがわかないので、今後ブログでは”ハリー”って呼ぶことにします(なんとなく)。この靴はハリー君が買うって言ってたから真似したようなもんです。そんなハリー君のフットロック用シューズに求める条件はこちら

  1. 靴紐を通す部分が金属じゃない
  2. 靴の内側が擦れに強い構造であること
  3. 靴底が平らで堅い
  4. かっこいい

フットロックをやってる方なら理由はだいたいわかるかと思います。1番の理由はロープを靴でロックするときにロープを傷めないように、2番の理由はロープの摩擦で靴の内側がすぐへたるから、3番の理由はロープをロックしやすいように。4番は言わずもがな。

[TreetecⅡを様々な角度から撮ってみた]
↓まずは正面。つま先もしっかりガード。
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↓横から(内側)。土踏まずにオレンジ色のプロテクターが見えます。ウレタンっぽい素材です。この存在がハリー君の心をくすぐったようです。P1010205_s

↓横から(外側)。こちらにもプロテクターがあります。ばっちりです。
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靴裏。きたねー。ビブラムソールです。堅めのソールだと思います。
P1010208_s

[使い心地は?]
普通に靴として履き心地がいいです。街に履いていったりするくらいです。クッション性があります。これは中敷きの素材も影響しているかも。この靴は幅広なので日本人の足にもよくフィットします。普通に使いやすいです。

木登りするのにローカットの靴は足首がフリーになりすぎて使いにくいと思っています。くるぶしくらいまでは保護してほしいですし。(ITCC2011のルールでも”くるぶしまで保護する靴を着用すること”という記載があります)。その辺の事情でこのようなミッドカットモデルが発売されているのかな?と考えています。

フットロックは非常にやりやすいです。私はほとんどフットロック登攀しないので説得力ありませんが、ハリー君がやりやすいって言っていたのでそうなんでしょう。

ただ、私は普段ハイカットの登山靴(キャラバンGK-68)を履いて仕事をしていますので、ミッドカットになんか馴染めない。それにGK-68に比べると靴底が堅く、感覚の差がちょい気になります。慣れるくらい履きこめていないってだけなんですが。

そうそう、この靴は防水性がありません。

[サイズ問題]
靴を海外から買う時に一番困るのが、サイズがよくわからないって事でしょう。この靴のサイズはZENを履いてみればわかるんですが、ZENが店頭にあるような店はたぶん関東にしかないと思います。今年アタマの段階で関西には一軒もなかったです。

しかもFreeWorkerで選べるサイズが超豊富で逆に困ります。ハーフサイズまでありますからね。私が買ったので40 1/2サイズ(EU)。40にしても良かったかなと感じます。足の幅はあまり気にせずに、足サイズで選んでいいかと思います。
(参考:普段履いている靴のサイズ。スパイク地下足袋24.5cm。登山靴(GK-68)26cm。クロックス24cm。)

[余談]
靴を海外から購入すると関税が結構かかります。覚悟しておいてください。

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コメント

お久しぶりです!!
こんばんは。
なかなかカッコいいアプローチシューズですね!ちょっとした岩なら普通に登れそうです。
因みに参考までに、最新号の『rock&snow053号』(山と渓谷社)でアプローチシューズの特集をしています。
SCARPAの靴も個人的に好きですが、SPORTIVAの靴も靴自体の剛性があり、作りもいいので先細の足の方にはおすすめですよ!

投稿: 江戸川 | 2011年9月19日 (月) 00時29分

おおっ江戸川さん、どもっす!
そろそろキノコのハイシーズン到来っすか?

>最新号の『rock&snow053号』(山と渓谷社)でアプローチシューズの特集をしています。

それは非常にタイムリーでナイスな特集ですねえ。取り急ぎアマゾンでゲットしようと思います。

>SPORTIVAの靴も靴自体の剛性があり、作りもいいので先細の足の方にはおすすめですよ!

SPORTIVAの靴いいですよね。ほんとカッコいい靴が多いですし。私もクライミングシューズでSPORTIVAのコブラ持ってるんですよ。人口壁ボルダリングonlyでまだまだペーペーですけど、クライミングおもろい!

投稿: フリップ | 2011年9月19日 (月) 01時23分

もう、松茸出だしてるみたいですね!
今年も面白いのがイッパイ出るといいんですが。
おぉ、コブラですか!
なかなか人気ありますよね。
私は高くなる前に買ったミューラとテスタロッサですが、外岩で活躍してくれます。
アプローチシューズ関連でいうと、足幅が広い目なら5.10の辺りとかもいいかもしれませんね。全般的に甲高幅広の足の日本人の足にはどのメーカーの足形がよく合うんでしょうね?
また色々と履き試ししてみたいもんです。

投稿: 江戸川 | 2011年9月19日 (月) 13時14分

ええっもう松茸が?!山に入りにくくなる季節がやってきましたか…

5.10のアプローチシューズって「そのままクライミングできるくらいグリップ力あるけどソールがすぐに減っていく」と一年ほど前に聞いた事あるんですがどうなんでしょね。

メーカーによってもモデルごとの差があるでしょうし、色々と試着できたらめちゃ楽しいでしょうにねー。東京の神保町とか行ってみたいもんです。

投稿: フリップ | 2011年9月19日 (月) 21時34分

どうもこんばんは!
ん~、確かにクライミングシューズと同じステルスC4のラバーを使ってるので、ビブラムソールよりは減りが早いのと少し柔らかいのは確かでしょうね。その柔らかさが摩擦力にも繋がってフリクションが良いわけですが、果たしてそれがフットロックに役立つのかと言われると?な所があるのも事実。
色々と考えるとやっぱり履き比べるしかないなって思っちゃいますね。
私もcalafateとかに行って中根さんに質問しながら履き比べしてみたいもんです。

投稿: 江戸川 | 2011年9月20日 (火) 23時12分

ふむふむ、なるほど納得です。5.10も一度試してみたいところですよね。ステルスソールでリムウォークしてみたいです。
関西にもアプローチシューズの品揃えが豊富なショップがあればいいのに(涙)

投稿: フリップ | 2011年9月21日 (水) 16時19分

ども。
ちなみにワタシは常に地下足袋派です。地が植木屋なもんで。

投稿: joe-yan | 2011年9月25日 (日) 22時10分

どもっす!
地下足袋もいいですよねー。足裏感がすごいと思います。私もいつもギアバッグの底に一足仕込んでいるんですよ。
そういや8年ほど前、京都のお店でファイヤーパターンのペイントが施された地下足袋を見た記憶がありまして。めっちゃかっこよかったんですよ。そういう粋な商品がもっと出てくればいいのになーってよく思います。

投稿: フリップ | 2011年9月26日 (月) 18時00分

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