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2011年10月の4件の記事

2011年10月31日 (月)

PFANNERのチェーンソーブーツ「Zarmatt GTX」を買ってみた

以前から、それこそ2年ほど前からチェーンソーブーツが欲しくて欲しくて。でもサイズがわからんよなー、関税がこわいよなー、なんて考えだすとどうしても最後の一歩を踏み出せずにいました。

そんな時に読んだのがだんさんのブログの記事「終着駅終着点」。(←記事タイトルを間違えていました。申し訳ありません!)

そうかー、終着駅終着点かー。じゃあ私はこれを始発駅にしようと何故か思い立ち、ノリと勢いでPfannerのチェーンソーブーツ「Zarmatt GTX」を買うことにしました。

【他候補はあったんです】
実はこれを決める前に「でも、だんさんと一緒じゃつまらんなあ、新しい可能性はないものか」と思い、かっこいいやつを色々と調べたところ、ハニーブラザーズでMEINDL Airstreamって靴も見つけていました。検索をかけると、海外でもどっちがいいかって話があるみたいで、「MEINDLの奴は先細、Zarmattは幅広」という傾向を知りました。

で、私の足は思いっきり幅広です。よしZarmattで決定!同じくファナーのチロルファイターなども気になったんですが、重登山靴っぽいのでやめました(結局Zarmattも重登山靴級だったんですけどね)

【靴サイズを気合で決める】
購入先はグラディエイターの時もお世話になった八戸森林組合さんです。「試し履きしないでサイズ大丈夫ですか」と心配していただいた(この時は取り寄せだった為)んですが、悩んだってしょうがない。いきおいってやつですよ。

だんさんが「この靴の製造元はCRISPI」という重要な情報を提供してくれていましたんで、日本でも取り扱っているお店がないか早速検索。んで…ミヤコスポーツがヒット!よし、靴サイズの対応表もある!(現在は八戸森林組合のHP内にサイズ換算の目安表があります。こちら

山仕事で普段履いているキャラバンGK-68のサイズが26cmですので、迷うことなくユーロサイズ41(26.2cm相当)を選びました。(ちなみにメーカーのサイズ対応表があってもモデルによって全然違うので、結局そこまで信用できるもんではありません。結局は自分の勘を信じるのみです。)
(履いた結果は想像通りの大きさでした。ちょっと大きいですが、厚手の靴下を履いて調整できる範囲。もう1サイズ落としてよかったかなーとも思いますが、そうしたら横幅がきつくなっていたかもしれません。)

【写真でみるZarmatt】
で、無事に我が家までZarmatt君がやってきました。

前面から。どうです、この重厚感。かっこよさは本物です。所有欲を存分に満たしてくれます。
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内側から。かかとがしっかりあるので昇柱器にいいかも。(実際には試していません)
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外側から。「CRISPI」の文字と、保護性能クラス1の刻印がみえます。あとゴアテックスのタグがついていますね。
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靴底面。ビブラムソールです。緑のボタンを押すと…別に何も起こりません。グリップ性能は見た目以上に素晴らしい。
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内タブ。イタリー製っすね。EN17249は「Safety footwear with resistance to chain saw cutting(チェーンーソー切断保護機能付き安全靴)」の欧州規格です(ISO17249と同一規格みたい)。「Kl.1 20m/s」ってのはクラス1のこと。
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ベロの部分はこんな感じです。こんな構造の靴は初めてなんですが、履いてりゃ気になりません。むしろフィット感が素敵です。
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靴の中敷き。ちょっと頼りないでしょうか。交換も視野にいれています。
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で、最後にGK-68との2ショット。GK-68だってそれなりに大きいはずなんですがねえP1010833_s

【使用感はいかに】
梱包を開けた瞬間の第一印象は「デカッ!」でした、ええ。頭の中でこれはやっちまったか?と感じながら、とりあえず試し履き。ガッコン、ガッコンとまるでロボットになった気分です。スノーボードの靴を履いている気分。しかもめっちゃ重い。本当にこれで山仕事できるの?と不安になりました。(ってかチェーンソーブーツってこれで軽量級なのか。他のは一体どんだけ重いんだ)

で、現在使用1週間ほど。評価といえば…絶賛ウナギ昇り中です。こりゃあいい靴だ!ひゃっほー!!この評価の変化具合は、次回に書きたいと思います。

この靴って慣れるまで少し時間がかかります。チェーンソーブーツを今まで履いたことない人(私含め)なら、尚更でしょう。最初の苦しさを乗り切れるかどうかが重要だと思いますんで、その途中経過をじっくり書きたいと思います。ではまた!

そうそう、八戸森林組合さんのブログにも色々な人の使用感が書いてありますので参考にしてくださいね。

【余談 チェーンソーブーツと安全靴は何が違うのか?!】
安全靴とチェーンソーブーツ、この両者って別物ですよね? カカト足の先端保護用の先芯があるのが安全靴、足の甲も保護してくれるのがチェーンソーブーツって認識をしています早く日本製のチェーンソーブーツを作ってほしいもんです。(追記1127:記述を一部修正しています。安全靴の先芯が保護するのはカカトじゃないですよね(汗)。)

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2011年10月27日 (木)

雑感1027

いやー毎日毎日寒いですね。すっかり秋が深まってきました。…え、もうすぐ11月?もうすぐ今年も終わり?!や、やばい、色々頑張らねば…。

【新しいアーボリスト系情報誌がでるよ!】
ISAのArborist Newsは学術的な感じがしますが、こっちはもろ現場系って感じでしょうか。プレビュー読む限りおもしろそうなんですよねー。道具好きにはたまらなさそう。11月3日発刊ですって。こちら→http://www.arbclimber.com/

【不思議な道具もあるもんだ】
オランダの木登り道具メーカー「Shizll」をご存じでしょうか(私は全く知りませんでした)。ここの製品に「Rope Slider」ってのがあります。何と言いますか、エイト環を90度ねじ曲げたような器具。何に使う道具かはリンク先をご確認ください。実はちょっとだけ欲しい。ちなみに「No PPE!」です。

【不思議な道具もあるもんだ その2】
レスキュージャパンの通販ショップにて、破断強度40kNのアルミ製カラビナが発売しています(こちら)。その名もG-FIRST。オメガパシフィックの製品だそうです。木登りで使うなら…リギングのときにアルミ製のリギンクプーリーと組み合わせるとか?うーん、あまり思いつかないです。まあ私はスチールでいいかな。一個くらい試しに買ってみたい程度。って別に不思議でも何でもないですね。

【不思議な道具もあるもんだ その3】
サンコーレアモノショップにて、サングラス型ビデオカメラが売っています(こちら)。樹上の動画撮影に使えると思いませんか、これ。(サングラスの破損が怖くて、伐採仕事の時は使いたくないですけど。)GoProがもう少し安けりゃなあ。あ、ちなみにGoProは確かアマゾンでも売ってます。

【不思議な道具もあるもんだ その4 suh-roo-gee】
上のリンクを作るためにシェリルのトップページを見たら…。あ、あれ?これって…これがsilkyなladysさんブログでちょろっと触れられていたあれのあれ?
(追記:日本では11月11日、ポッキーの日に新発売だそうですよ。その名もツルギ!詳しくはSlikyなladysさんの記事を!(リンク))

【林業機械展】
11月20日(日)、21日(月)の二日間にわたって、奈良県五條市にて「2011森林・林業・環境機械展示実演会」が開かれます。あぶねーあぶねー、すっかり忘れていました。関西に住んでいるんだから是非とも行かねば。全然関係ないですが五條市といえばウメズカズオさんですよね。ぐわしっ!

【クラシックチェーンソーはかわいい】
ふとした拍子でクラシックチェーンソーを好きになりはじめています。今のお気に入りはSTRUNK 3-19ちゃん!Googleの画像検索結果はこちら。スペックはこれ。かっこいい!
で、来月にスチールのフォレストリーフェスティバルがあるんですが、東京会場(11月8日)、山口会場(11月11日)ではクラシックチェーンソーの展示があるんですって!いいな―行きたいなー。イベントの詳細はスチールのHPからご覧ください(リンク)。

【ロープレンチ続報】
って言ってもあれ以来全然使っていないんですけどね(汗)。や、ロープレンチのHPができていたんですよ(こちら)。ヒマな時に内容を解読して、コツが書いていないか調べてみます。

【PFANNERのヘルメット、PROTOS Integral】
プロトスの情報が八戸森林組合さんのブログにのってました(こちら)。やっぱかっこいい。配色がほんと素敵で、どれにするか迷っちゃいます。これイヤマフが内部に収納されるんですよ、ぷぷぷ。来年の春発売、新しいメットが欲しいし買おうかな―。

ほな今回はこんなもんで!せっかくの円高なのに道具を買う予算が尽きたフリップでした!

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2011年10月14日 (金)

Pfanner「ベンチレーション・グラディエイター」其の二 感想編

前回に続きまして、ベンチレーション・グラディエイターの使用感について書いてみようと思います。

今回、八戸森林組合さんから購入しました。日本で買えるっていいことだ!八戸森林組合さんのブログにもレビューが書いてありますので参考にしてください。だんさんのブロクにもレビューがあります(こちらの記事)。

【使用感:換気性バツグンだな、こりゃ】
使用歴は現在2週間くらいでしょうか。仕事の時はいつも履いています。サイコーです。一番暑かったときで気温25℃~28℃くらい。チェーンソーズボンを履いていることが特に気になりません。すごい!(もちろんチェーンソーズボンなしの方が涼しいですよ。当然です。)

暑苦しく感じたのは、ズボンを履いたままクルマを運転した時。SawPodでノコギリを足に装着した時も暑苦しく感じました。換気が上手くできないせいだと思います。

太もも裏の換気ファスナーは基本的に全開にしています。かなり換気性に貢献しています。
ただ、このファスナーを閉めるとちょっとした問題が。これは太もも裏に配置するように設計されていると思うんですが、私は短足なので膝裏にきちゃいます。するとファスナーが膝裏に当たり、歩くたびに違和感を感じます。今の時期はいいですが、冬はどうしたものかなあと思案中です。

ズボン生地の通気性能も良好です。汗の吸収・発散がとにかくスゴイ。汗ばんでもジトジトした不快感はあまりないですね。そのかわりポケット内部は湿気がこもります。携帯電話をいれておくと濡れている事が多いです。

まーとにかくいいですね。愛用しています。

【ウェストサイズ選び】
もし購入する気になったとしても、サイズ選びに困る人が多いかと思います。私も困りました。XSにするかSにするか…。結局選んだのはSサイズ。在庫の関係で選択肢がなかっただけですけど(笑)。

でもSサイズにして良かったと思っています。ジャストフィットより、ちょい緩めのサイズを選ぶ方がいいような気がします。

Pfannerのズボンのウェストサイズ
XS…80cm
S…86cm
(以下6cm刻み)

私のウェストサイズは75cmくらい。履いているのはSサイズ。ベルトをしないと腰骨を通過してしまいます。けっこう緩いです。でもこれでちょうどいいサイズなんですよー。XSだとたぶん太ももが窮屈かなと。換気のことも考えると、緩めのSサイズでばっちり正解だったと思います。

【ズボン丈選び】
あとPfannerの特徴としてズボン丈(レングス)を選べます。これがあるからPfannerを選んでいるようなもんです。SIPSのズボンとかも履きたかったなあ…(遠い目)

ノーマル…80cm
ショート(-5cm)…75cm
ロング(+8cm)…86cm

私は短足なのでショートしか眼中にないです。これでもまだ長いくらい。足元で余りまくっています。ブーツタイプの靴を履いて仕事するなら問題ないですが、スパイク地下足袋と合わせられません(裾をふんじゃう)。

【ズボンをとるか、地下足袋をとるか】
ベンチレーショングラディエイターに限らず、チェーンソー保護ズボンを着用するならスパイク地下足袋をあきらめた方がいいと思います。見た目がおかしくなります。それにズボンの裾を踏んじゃいます。踏まないようにジャストサイズを買うと、今度はしゃがんだ時にくるぶしが露出してしまうのでかっこ悪いです。

どうしてもスパイク地下足袋を捨てられないなら、いっそチャプスのほうがいいと思いますね。私もたまにスパイク地下足袋を履きたい現場があるのでチャプス購入も検討しています。くそー、お金が全然貯まらない!

【注意:使用用途について】
このベンチレーションズボンは保護タイプAです。前面だけに保護繊維がはいっています。山仕事で使用するならこれで充分なんですが、特伐向けではありません。

特伐で使うならタイプCを選ぶべきです。足全面を保護してくれます。樹上ですと思わぬ体勢で思わぬ部位をやっちゃうもんです。本来なら上半身も保護してくれるオーバーオールタイプを選びたいところです。(PfannerにもタイプCモデルはありますが、残念ながらベンチモデルはありません。)
「山仕事もしつつ、特伐もする」っていう私のようなタイプの人は、ベンチモデル&タイプCモデルの2着体制が一番理に叶っていると思います。

(余談)え、「お前の持っている旧グラデもタイプAだろっ!」って?そうなんですよー(泣)。タイプCを買う予算ができたのでいざ購入!と思ってた矢先のベンチモデル登場でして…その予算使っちゃったんですよね。えへへ。危険性はすごく感じていまして、今年度中にタイプCを購入予定です。

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2011年10月 4日 (火)

Pfanner「ベンチレーション・グラディエイター」其の一 写真編

Pfannerのチェーンソープロテクティブパンツである「ベンチレーション・グラディエイター」について書いてみようと思います。今回は写真と簡単な説明のみ、使い心地などは次回に書きます。

pfannerの直営ショップでこれを見る→Ventilation chainsaw protection trousers

【ちょっとしたスペック】
防護範囲 タイプA
防護性能 クラス1(20m/s)
ポケット…前面2つ、背面1つ(右側のみ)、右足クサビポケットと小ポケット、左足1つ。

写真はSサイズ、ショートレングス(-5cm)です。ベルトもpfanner製のもの。

【全体像】
↓まずは前面。
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↓右足側。
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↓背面。
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↓左足側。
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【各部詳細】
前面のベルトループ下部にメッシュ生地(ちょっと赤みががっている部分)がつけられていて換気性の向上に貢献しています。
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背面の太もも裏にも換気用のメッシュが。ファスナーで開閉可能になっています。かなり大活躍してます。
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左側のポケットはベルクロ留め。けっこう大きいです。
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右側のクサビポケット。国産の中型クサビだと無理やり突っ込む感じ。海外製のクサビは厚みが薄いので、もう少し収納しやすいと思います。このポケットは底が深いくせに間口が狭いので、小物をいれちゃうと簡単に取り出せません。
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ここにもポケットが。携帯電話がすっぽり入ります。便利で気にいっています。
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このクサビポケットは底部が浮いています。クサビをいれていてもズボンが突っ張ることはありません。
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旧グラディエイター(グラディエイター・クラス1)との比較。両方ともサイズは同一です。ベンチは青が強い灰色。くるぶしの強化部(黒い部分)が広がる、腰のガードが大きくなる、などに改良が見られます。
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裾をめくってみました。旧のほうはレッグゲイタ―が見えます。チェーンソー保護繊維の部分(白いシートみたいな部分)も注目してください。どちらもクラス1の性能なのにベンチの方が薄いです。この繊維が新規開発できたからこそ、ベンチレーションタイプが製造できたんだと思います。
旧のほうは裾の折り返した部分が赤白いですよね。これがコーティングなのかな?ベンチはこういう加工していません。コーティングの意味は未だわからずです。
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旧グラディのレッグゲイターはこんな感じで着用します。木屑の侵入阻止用です。ブーツだと靴紐に引っ掛けます。地下足袋には装着できません。
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チェーンソー保護繊維が守ってくれる範囲は「前面+左面」です(旧グラディも同様)。左面とは、写真でオレンジ色の部分まで(前面を守ってくれるのは当然なので色を塗っていません)。
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太もも裏ファスナー付近はガードなしです。こちらの写真、色塗りしていない部分はすべてノーガード。
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履かずに横に置いた状態。膝付近が立体縫製されているのがわかります(旧グラディも同様)。グラディエイターを履いていて、生地が突っ張って動きにくい思いをした事はありません。すごく体を動かしやすいです。
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以上です。ちなみに現物はオイルで既に汚くなっています(汗)。あぁなんかもったいない。こんな写真がみたい、ここをもっと知りたいなどあればコメントください。

使用感などは次回に!

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