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2011年11月の5件の記事

2011年11月30日 (水)

シルキーの新型ズバットはス・テ・キ

【ズバットがモデルチェンジしたよー】
数あるシルキー鋸の中で、私が一番愛してやまないのが「ズバット」です。で、そのズバットが最近モデルチェンジしたとの情報を耳にして、早速注文しました。これが実物です。じゃじゃーん。買ったのはズバット300。そしてレッグストラップ。P1020268_s

今回の変更によってケースが大幅にグレードアップしました。さっそく変更点をみていきましょー。(ノコギリ本体は以前と変わっていません)

【その1 ローラーがついたよ】
ケースにローラーがつきました。シルキーのノコギリは収納する時にケース自体を切って傷つけてしまうことが多いんですが、このローラーがついたおかげでケースの耐久力が大幅にアップしています。……とかそんな事はどうでもよくて、これがついたおかげでズバットの見た目がかっこよくなりました!このギミック感がいいですよねー、男心をくすぐります。ちなみにこのローラーは交換不可能っす。P1020271_s

【その2 ベルト用ホルダーがスゴイと共通になった】
以前のベルト用ホルダーはズバット専用のものだったんですが、今回からスゴイのものと共通になりました。なので素材もゴムです。スゴイのホルダーの利点は①ベルトに通してもよれにくい。②ホルダーの穴にカラビナを直接突っ込める(無理やりねじ込む感じ)。 個人的にはハーネスのギアラックにホルダーを常設しようかと考えています。こうしておけばズバットからスゴイに簡単に切り替えられるんで。P1020273_s

【その3 レッグストラップが装着できる!】
今回のモデルチェンジの目玉っす。ついにレッグストラップが装着できるようになりました!この羽根みたいなところに通すわけです。P1020272_s

実際にストラップを通してみたところ。上羽根の通し方は、たぶん裏通しが正解なんでしょうけど、私はこっちの方が好き。このストラップはシルキー純正の「レッグストラップ600」です。別売りですよー。確か2本組1500円くらいだったかな。(写真ではベルト用ホルダーを外していますが、つけたままでも装着可能です。でも足につけるとホルダーがすごく邪魔なので取っておいたほうがいいと思います。)P1020274_s

短足の私でも装着できました。待ちに待ったレッグ装着。意味もなくワクワクしてしまいます。友人のハリー君は「外国映画に出てくるスパイ役の姉ちゃんがガーターベルトにピストルさしてるのと同じノリがして嫌だ」と言っていましたが、男のロマンのわからん奴だ。P1020275_s

300と330の鞘の場合、下の羽根からケースがちょっと飛び出ます。この隙間にロープが絡んだりするのでちょっと気をつけてください。P1020282_s

【まとめ】
今回のモデルチェンジ、個人的には非常に好印象です。足に装着するのって想像以上に便利でした。
樹上作業…①ノコギリの収納場所が固定される。②ギアラックを占有しない。③なんかかっこいい 
普通の山仕事…①腰にぶら下げる道具が減って嬉しい。②ケースが固定されるので、鋸をうっかり落とす心配が減る。③なんかかっこいい。

でも足装着に興味ない人から見ればあの羽根は邪魔だろうなーとも思います。

ズバットのケースは240と270が共通、300と330が共通です。友人所有の270も足につけてみたんですが、270のほうが私は使いやすかったです。個人的には270を買って、更に300のグリップに付け替える(270のグリップには穴がないから)のがベストかな。でも270は鋸の先端にツノがないしなー。

確かこのモデルは2011年10月15日あたりから問屋さんへの発送が開始したはずです。旧モデルの在庫を抱えているお店もあるでしょう。ネットショップなどで実物を見ずに買う場合は注意してくださいね。問屋さんのほうにモデルチェンジの案内はいっているみたい(お店でちらっと見せてもらった)なので、「新型!新型のほうで頼むわ!」と念を押したら大丈夫だと思います。

ちなみにこの新型ケースの羽根位置、何故かSawPodともぴったり合います。でもシルキーのレッグストラップのほうが便利なんですよねー。

【余談】
足装着をする場合、ベルト用ホルダーの丸い付け根が足に当たって痛いかもしれません。私はいっつもチェンソーズボンを履いているのでそれほど気にならないんですが、履かない人はちょっと気をつけてください。足専用にする!と決めて、付け根をとってしまうほうがいいかもしれません。あと、足装着するとノコギリのグリップが太もも裏に当たる場合がちょくちょくあります。フットロックがやりにくくなるかもしれません。

でもね、ノコギリの収納場所が固定されるっていう恩恵は素晴らしいです。めっちゃ便利ですよ。ノコギリを足装着した場合の色々な話はまた別の機会に記事にしようと思います。

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2011年11月18日 (金)

Pfanner社のヘルメット「PROTOS Integral」の情報を調べてみた

新しいモノ好きの方なら既にご存知かと思いますが、Pfanner社が新しく「Protos Integral」というヘルメットを発売します。今のところ発売予定は2012年春だそうです。特設サイトがあるので一度ご覧ください。プリオーダーも受け付けています。商品チラシはこちら(注:PDF)。

またYouTubeに動画があります。なんて誘惑的なんだ!

さて、いろいろ調べてみたので、それを書きたいと思います。

【フォレスター用とアーボリスト用の二種類がある】
チラシを見てもらえればわかるんですが、プロトスにはフォレスター用とアーボリスト用の二種類があるみたいです。

この違いはどこか。どうやらあご紐にあるようです。どっちもヘルメット本体は同一なんですが、フォレスター用にはあご紐がありません。飛来物の衝撃を緩和するためにヘルメットはあえてぶっ飛んだほうがいい、という思想なんでしょうか。柔道の受身的な感じ?

これに対してアーボリスト用にはあご紐があります。このあご紐がEN12492(欧州の登山用ヘルメット規格)に適合しています。どういう事かと言いますと、ヘルメット本体+あご紐のセットで高所作業用ヘルメットになるんだと思います。

これとは別に、オプションでEN397(欧州の産業用ヘルメット規格)に対応したあご紐も存在します。ヘルメット本体+EN397あご紐のセットで産業用ヘルメットになるんでしょう。

FreeWorkerのプロトスのページ(こちら)を見ると、フォレスター用、アーボリスト用、そして産業用の3種類が存在するのは、つまりそういうことだと思います。

【バイザーの2種類】
オプションにバイザーが2種類あります。「Visor F39」と「Visor G16」。F39のほうがメッシュ密度が濃く(1平方cmに39個)、G16は薄いです(1平方cmに16個)。ヘルメットに標準でついてくるのはどちらか。これがよくわからないです。

【ヘルメット内側の画像】
グーグルで画像検索したら、プロトスの内部を撮影した珍しい写真を発見しました。が、どうも会員専用ページの内側みたいなので、リンクを貼るのが申し訳ない。(っていうか何故そんなページをグーグルがクロールしてるんだろうか。)
グーグル画像検索「protos pfanner」で見つかると思います。気になる方は各自調べてみてください。

見た感じ、内部構造はアルベオみたいな発泡フォーム構造じゃなくて、バーテックスみたいなハンモック構造みたいですね。そしてイヤマフはヘルメット内側に収納(かっこいい!)。

【もしかして…めっちゃでかいんじゃない?】
実物を見ないと何ともいえませんが、このヘルメット、もしかしてかなりでかいんじゃないかという気になってきました。頭部がフィットするインナー部と外殻の隙間が結構大きいように見えます。(イヤマフが収納できるくらいなんで、当然といえばそうなんですが。)ペツルのバーテックスを一回り大きくしたくらいかな?と勝手に想像しています。買ってみないとわからんですね。

【まとめ】
もし購入しようと思っておられる方がいれば、フォレスター用とアーボリスト用の二種類があることは注意したほうがいいかもしれませんね。基本的にアーボリスト用をチョイスしたらいいと思います(値段は20ユーロくらい高くなりますが)。

発売は来年の春予定。それまでに新しい情報もはいってくると思いますし、今回まとめた情報が覆される可能性もあります。この記事をあまり信用しないでくださいね。

【余談:ヘルメットの輸入について】
ヘルメットの輸入ってかなり難しい問題を孕んでいること知ってました?遊びで使うなら問題ないかもしれませんが、仕事で使う場合、、つまり保護帽として使うとなると…労働安全衛生法に基づく検定に合格していないと法律的にはNGっぽいです。欧州規格に適合してるだけじゃ駄目らしい。(この問題は私も未だに理解できていないので、よくわからないんですが。)

これを調べだすとかなり泣きそうになります。この不安感を皆さんにもおすそ分けしようと思い、この余談を書いています(笑)。法律的なリスクを減らすならアルテリアでバーテックスベストを買うか、アルベオベストを買うのがいいのかなー(これらは飛来物用の検定に合格している)。

参考になりそうなサイトをリンクしておきます。
JETRO 貿易・投資相談Q&A 「ヘルメットの輸入手続き
社団法人 産業安全技術協会 機械器具試験部 「保護帽の型式検定の手引き」(注:pdf)
社団法人 産業安全技術協会 「機械等の検定制度の概要
中災防 安全衛生情報センター 「保護帽の規格」 「保護帽の規格の一部を改正する告示の適用について

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2011年11月16日 (水)

ペツルの2012カタログがでたー!…んだけど

こないだ寝る前にGoogleリーダーをチェックしたら、むらっぴさんのブログ「樹上のひととき」にて、こんな記事があったんです→Petzl's Professional catalog 2012

おおっ、もう出たんだ!すげー!

という事で、ペツルの2012カタログがでましたよー。
ダウンロードはこちらから→http://petzl.com/en/pro/catalog

ところがですねえ、何故か私の環境ではダウンロードが成功しません。10メガくらいで突然ダウンロードが異常終了してしまうんです。はて何故なんだろ?

むらっぴさんにコメントでお尋ねしたら「無事ダウンロード完了!」との事でしたので、タイミングの問題かと思い、かれこれ3日ほど頑張っているんですが未だならず。

うーん、こまった。

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2011年11月11日 (金)

雑感1111 新製品とかいろいろ(追記あり)

こんにちは、絶賛二日酔い中のフリップです。今日が雨で良かった…。

【ドイツのアーボリストマガジンを発見】
ドイツの木登り道具ショップ、Freeworkerを物色中にこんなサイトを見つけました。Münchner Baumkletterschule http://www.baumkletterschule.de/

ドイツのツリーケア団体?ドイツ語なのでさっぱりわかりません。なんか面白い情報が転がってそうな匂いがプンプンします。
で、ここが発行している雑誌をダウンロードできます(こちら)。これまたドイツ語で書いてあるので内容はさっぱりわかりませんが、写真見てるだけでも楽しいですよ。2011年の20ページに書いてあるSRTシステムが気になっています。これは…だめじゃね?
(ちなみにドイツではアーボリストのことをBaumpflegerと呼びます。Baum=樹木、pflege=英語のcareにあたる。)

【Samsonの新ロープだよ】
Samsonが新しいロープを売り出すみたいですね。その名も「Vortex」。24ストランド・ダブルブレイドのくせにロープ径12.7mm。うーん、なるほど。伸び率がかなり低くなるように設計されているみたいですね(こちらの伸び率のグラフを参照してください)。そして高強度。詳しくはTreeToolsブログの記事を見てくださいね(こちら)。

【New England Ropes の新ロープだよ】
New England Ropesも新しいロープを売り出すみたい。その名も「Escalator」。ロープ径11mmです。 クライミングラインじゃなくてアクセスライン用途です。SRTとかダブルロープのフットロック登攀に使う訳です。縫い込みスプライス(グリズリースプライスみたいなやつ)しかできないみたいなので、カーンマントルロープなのかな? 外皮はポリエステル。内芯はアラミド(たぶんケブラー)、HMPE(たぶんダイニーマ)、ポリオレフィン(たぶんポリプロピレン?)の三種混合らしいです。熱に弱そうなので下降器は使うなってことなんでしょうか。まあAscent lineって売り出してるくらいですしねー。伸び率はかなり低く設定されているみたいです。詳しくはこれまたTreeToosブログの記事を見てくださいね(こちら)。

【Bealの変態ロープ、ダイナスタット】
ロッククライミング用ロープで有名なBEALが「Dynastat」っていうとんでもないロープを売り出しています。なんと!EN892(ダイナミックロープ規格)とEN1891A(セミスタティックロープ規格)の両方に適合しているらしいです(笑)。なんちゅうコンセプトだ。
ダイナミックロープの内部にベクトラン繊維のフューズ(みたいな役割を果たす構造)を内蔵。低加重状態ではベクトランのせいでロープの伸び率は低め。そして約300kgの荷重がかかった時にフューズが切れて、ダイナミックロープの挙動がスタートする…ってな感じでしょうか。(たぶんフューズが切れたらロープは廃棄処分です。) 詳しくはTreeToosブログの記事を読んでくださいね(こちら)。ちなみにFreeworkerで売っています(これ)。私は全然欲しくないです。

【Rock Exoticaの変態ロック機構】
ロックエキゾチカがまたしても変態的なロック機構を生み出したみたいですね。ORCAシステムといいます。ロックエキゾチカには以前からマニュアルロックというものがありましたが、それの進化版。ギアラックに吊るすときはアンロック状態にします。このときはノンロッキングカラビナと同じように、ゲートを押すだけで開きます。で、一度閉じるとアンロック状態が解除されて、普通のトライアクトタイプのカラビナのような挙動になります。ややこしいけど、使い道を選んだら便利そう。使い方が特殊になるので「advance user only」だそうです。WesSpurで売ってましたよ。

【あー…見つけちゃった…】
トイフェルベルガーの「CEランヤード」って製品があるんですが、ここだけ売ってくれないかなーと思っていたアレが単体で売ってました。私が買う前に売り切れたら悔しいので、これ以上の情報は控えます(笑) アレは乱用すると結構危ないし、使用条件が限られますので、あんまり言いたくないって理由もあります。気になる人はメールください。

【トロルのハーネス】
友人のハリー君からこないだ電話で「トロルのハーネスを見つけてこい」と指令を受けました。彼にはお世話になっているからめんどくさいけど調べました。
とりあえず、トロル(Troll)はまだ存在しています。しかしながら既にワーク系のハーネスは作ってないみたいです。ネットを駈けずりまわって「IBEX2」というフルボディーハーネスを見つけました。発売日は2004年。この段階でメーカーはMillerになっています。でもハーネスは間違いなくTroll(黄色地にTマークが並ぶ)。この時期あたりでTrollの産業用ハーネス部門はMillerに吸収されたんじゃない?と推測しています。こんなもんでいいでしょうか、ハリー先輩。

Miller社は産業用防護機器の総合メーカーみたいですね。ちなみに超巨大企業であるHoneywellの傘下です。バタフライで有名なKOMET社のハーネスもMillerが発売しています(詳細は不明)。)

【ロープガイドの地上インストール方法】
ARTのフリクションセーバーRopreGuideを地上からインストールする方法の動画があります(オランダ式 “Holland” methodというらしい。)うひゃー、ややこしいなあ。もうちょっと簡単にするためのキットも存在します(Quick Kit)が、ぱっと見た感じだと自作できそうな感じがなんとも。

↓ここから追記です。

【ASAPユーザー必見!そうじゃない人も必見!】
ロープアクセス技術の広場さんの記事「フォールアレストデバイスは胸か背中のアタッチメントにつけよう」を是非読んでみてください。すごく勉強になります。ちなみにツリーワーク用のブリッジに死に体でぶら下がると本気でつらいです。センターD環の比じゃないですよ。一度お試しあれ。
ASAPをサイドD環につけている、もしくはランヤードをサイド一点掛けしている人なんていないですよね?経験豊富な人の「例外的な使用方法」を見て、安易にマネすると死にまっせ。

【ArbClimberはもうちょっとかかるらしい】
前回の雑感で紹介したイギリス発の新しいアーボリスト向けマガジン「ArbClimber」ですが、電子版の購入手続きをしました(1年4回発刊で10ドル)。ところが予定日の11月3日を過ぎてもまだ見れません。メールで問い合わせたら「今月中にはなんとかするから待っててね。完成したらメールするからね」とのことでした。もうちょっと待ちます。

【ロープレンチ続報】
アメリカの木登り道具ショップTreestuffさんにて、ロープレンチに関する情報がたくさんダウンロードできます(こちら)。ArbClimberのロープレンチ特集もダウンロードできるという太っ腹ぷり。え、いいの?

【そんなわけでツルギ】
サー今日が待ちに待ったシルキーの新型鋸「ツルギ」の発売日です!Silkeyなladysさんのこちらの記事を読んでみてくださいね。昨日のうちにお店で注文したんだけど、大丈夫かなあ…。

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2011年11月 8日 (火)

Pfannerのチェンソーブーツ「Zarmatt GTX」の使用感について

それでは前回に引き続いて、Zarmatt GTX(ツェルマットGTX)について書いてみようと思います。今回は使用感について。

とりあえずですね、八戸森林組合ブログのこちらの記事をご覧ください。このレビューが非常に秀逸です!私もこのレビュアーさんとほぼ同意見でして、言いたいことがすべて書いてある感じ。しかも文章がとてもわかりやすい。ほんと素晴らしいと思います。

そんなわけで特に書くことがないんです(笑)。これで終わってもいいんですが、折角気に入ったギアを買えたんですからねー。ちょっとくらい何か書きたい。さて何を書こうか。

この靴のユーザーなら同意してもらえると思うんですが、Zarmatt GTXは足に馴染むと非常に快適ですが、馴染むまでは苦しいです。この期間をどうやって乗り越えるかがポイントになりそう。なので、その軌跡を日記風に書いてみようと思います。

私は靴紐の調整をちょこちょこ変えて乗り越えました。写真の番号を参考にしてください。例えば1.3.4なら、その番号のところだけ結んでいるというわけです。
P1010828_sp

【到着、試し履き】
無事に荷物が届く。梱包を開けて靴を取り出した瞬間、思わず「で、でかっ!」と大きい声でつぶやいてしまう。しかも重い。ネットの写真を見る限りでは軽登山靴くらいのものを想像していたが、重登山靴クラスかもしれない。
とりあえず試し履き。家の土間を歩いてみる。堅い、すごく堅い。足首が全然動かない。足裏感なんて全くなし。まるでスキー靴のようだ。「これは…やっちまったか…」との思いが渦巻く。ロー○レンチを買った時に匹敵するやっちゃった感。
歩くと、靴の中でかかとが浮く。足の甲で靴を押し上げて歩いているような気分。フィットするように靴紐を縛り上げても、皮が堅いせいで足を包みこむような感覚は全くない。

【1日目】
せっかく買ったんだから、間伐作業に履いていく。靴紐を全部締めると足首が前に動かない。そしてすねが痛い。午前中はなんとか我慢する。
午後から靴紐の結び方を少し工夫する。1.3.4だけで結んでみる。かかとの浮き上がりが激しく、快適とは言えないものの、何とか使えるレベル。
靴の重さは気にならない。山だと地面が柔らかいせいだろうか。靴のエッジを立てやすいので急斜面でも案外大丈夫。
靴を履いたまま軽バンを運転する。これはヤバイ。金輪際この靴で運転しないことを誓う。

【2日目】
靴紐の結び方を変える。2.3.4でどうだ。おお、かかとの浮き上がりがマシになったぞ。すねの痛みもなくなった。その代わり、足の甲が痛み出す。靴紐をきつく締め上げているせいだろう。皮は依然堅いまま。
ソールのグリップ力にふと気付く。丸太に乗っても大丈夫。パターンを見たときは安物っぽくて不安だったが、全然大丈夫。ビムラムソールやるなー。
沢を渡るときがあったので、あえて流れに足を突っ込む。全然濡れない。素晴らしい!

【3日目】
今日の仕事はなぜか剪定仕事。いつもの登山靴(GK-68)で行う。な、なんて軽いんだ!しかもフィット感サイコー!さすがに1年間履き続けた靴はいいもんである。明日からまた苦行が始まるのか…。

【4日目】
間伐作業。靴紐は2.3.4。あれ、皮が馴染んできてる?フィット感が向上してる気がする。舗装路を長く歩く気にはなれないが、山なら別に気にせず仕事できそう。ただ靴を脱いだときの解放感はすごい。
足首が固定される感じが気にならなくなる。むしろちょうどいいホールド感。
登山靴よりもこっちのほうがソールのエッジを立てて歩きやすい。靴が重くて堅いから土を踏みやすいのかな?

【5日目】
靴紐を全締めにする。締め方の順番をちょっと変更して、2.1.3.4.5。あ、すごくイイ!足首のホールド感が心地よい。すねも痛くないし。かかとの浮き上がりは多少あるもののこれくらいなら問題なし。GK-68と遜色ないくらいの機動性。
地面に落ちたスギの枯れ枝を踏んでずっこける。濡れた枯れ枝とか根っこを踏むと流石に滑る(これはGK-68も同様)。
この日は軍足を履いていたのだが、靴を脱ぐと甲部分がすこし赤く染まっていた。こりゃ色移りしたな。

【6日目】
靴紐の結び方は前日と同じ。今日は厚手の靴下を履いてみる。あーこれだ。だんさんの言ってたのはこういうことか。ナイスなフィット感。皮が馴染んできていることを実感する。靴紐を締めると靴全体が足を包み込んでくれる。よっしゃ、この靴はもう俺のもんだ!

……

こんな感じです。その後もフィット感は向上しているように思います。若干の重量は感じるものの、快適に使っています。特に不満はないです。樹上作業でまだ使ってないので早く試したいですね。(個人的にはちょっと無理かもな…という気持ちがありますが(汗)。まあこれも慣れの問題でしょうね。)

注意してほしいのは、これはあくまで「チェンソーブーツとして」快適に使っているだけです。スパイク地下足袋の使用感とは全く異なりますよ。私はもともと登山靴で仕事をしていたので、皮が馴染みだした一週間くらいで問題なく使えるようになりましたが、スパイク地下足袋からの移行だともうちょっと苦労するかも。チェンソーブーツの必要性を切実に感じていて、そしてかっこいい靴が欲しい!という熱いハートがあれば何とかなると思います。

そして、Zarmatt以外にもチェンソーブーツはたくさんあります。色々と探してみるのも楽しいと思います。私はツリーワーク用にAquafellが欲しくて欲しくて仕方ない。Haixのブーツもかっこいいですしねー。

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