シルキーの新型ズバットはス・テ・キ
【ズバットがモデルチェンジしたよー】
数あるシルキー鋸の中で、私が一番愛してやまないのが「ズバット」です。で、そのズバットが最近モデルチェンジしたとの情報を耳にして、早速注文しました。これが実物です。じゃじゃーん。買ったのはズバット300。そしてレッグストラップ。
今回の変更によってケースが大幅にグレードアップしました。さっそく変更点をみていきましょー。(ノコギリ本体は以前と変わっていません)
【その1 ローラーがついたよ】
ケースにローラーがつきました。シルキーのノコギリは収納する時にケース自体を切って傷つけてしまうことが多いんですが、このローラーがついたおかげでケースの耐久力が大幅にアップしています。……とかそんな事はどうでもよくて、これがついたおかげでズバットの見た目がかっこよくなりました!このギミック感がいいですよねー、男心をくすぐります。ちなみにこのローラーは交換不可能っす。
【その2 ベルト用ホルダーがスゴイと共通になった】
以前のベルト用ホルダーはズバット専用のものだったんですが、今回からスゴイのものと共通になりました。なので素材もゴムです。スゴイのホルダーの利点は①ベルトに通してもよれにくい。②ホルダーの穴にカラビナを直接突っ込める(無理やりねじ込む感じ)。 個人的にはハーネスのギアラックにホルダーを常設しようかと考えています。こうしておけばズバットからスゴイに簡単に切り替えられるんで。
【その3 レッグストラップが装着できる!】
今回のモデルチェンジの目玉っす。ついにレッグストラップが装着できるようになりました!この羽根みたいなところに通すわけです。
実際にストラップを通してみたところ。上羽根の通し方は、たぶん裏通しが正解なんでしょうけど、私はこっちの方が好き。このストラップはシルキー純正の「レッグストラップ600」です。別売りですよー。確か2本組1500円くらいだったかな。(写真ではベルト用ホルダーを外していますが、つけたままでも装着可能です。でも足につけるとホルダーがすごく邪魔なので取っておいたほうがいいと思います。)
短足の私でも装着できました。待ちに待ったレッグ装着。意味もなくワクワクしてしまいます。友人のハリー君は「外国映画に出てくるスパイ役の姉ちゃんがガーターベルトにピストルさしてるのと同じノリがして嫌だ」と言っていましたが、男のロマンのわからん奴だ。
300と330の鞘の場合、下の羽根からケースがちょっと飛び出ます。この隙間にロープが絡んだりするのでちょっと気をつけてください。
【まとめ】
今回のモデルチェンジ、個人的には非常に好印象です。足に装着するのって想像以上に便利でした。
樹上作業…①ノコギリの収納場所が固定される。②ギアラックを占有しない。③なんかかっこいい
普通の山仕事…①腰にぶら下げる道具が減って嬉しい。②ケースが固定されるので、鋸をうっかり落とす心配が減る。③なんかかっこいい。
でも足装着に興味ない人から見ればあの羽根は邪魔だろうなーとも思います。
ズバットのケースは240と270が共通、300と330が共通です。友人所有の270も足につけてみたんですが、270のほうが私は使いやすかったです。個人的には270を買って、更に300のグリップに付け替える(270のグリップには穴がないから)のがベストかな。でも270は鋸の先端にツノがないしなー。
確かこのモデルは2011年10月15日あたりから問屋さんへの発送が開始したはずです。旧モデルの在庫を抱えているお店もあるでしょう。ネットショップなどで実物を見ずに買う場合は注意してくださいね。問屋さんのほうにモデルチェンジの案内はいっているみたい(お店でちらっと見せてもらった)なので、「新型!新型のほうで頼むわ!」と念を押したら大丈夫だと思います。
ちなみにこの新型ケースの羽根位置、何故かSawPodともぴったり合います。でもシルキーのレッグストラップのほうが便利なんですよねー。
【余談】
足装着をする場合、ベルト用ホルダーの丸い付け根が足に当たって痛いかもしれません。私はいっつもチェンソーズボンを履いているのでそれほど気にならないんですが、履かない人はちょっと気をつけてください。足専用にする!と決めて、付け根をとってしまうほうがいいかもしれません。あと、足装着するとノコギリのグリップが太もも裏に当たる場合がちょくちょくあります。フットロックがやりにくくなるかもしれません。
でもね、ノコギリの収納場所が固定されるっていう恩恵は素晴らしいです。めっちゃ便利ですよ。ノコギリを足装着した場合の色々な話はまた別の機会に記事にしようと思います。
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