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2012年4月18日 (水)

カーボンスリムフィッシャーを改造する

以前から私はDENSANのブラックフィッシャーを愛用しています。いわゆるケーブルキャッチャーでして、本来は電気屋さんが屋根裏にケーブルを這わす為に使う道具です。簡単に言えば竿っすよ、竿。

で、5m(DBF-505)と10m(DBF-1000L)のふたつを持っていまして、10mはスローラインを枝張りのややこしい樹木にかける用、5mは樹上で遠くのロープを手前に引っ張ってくる用(&樹上でスローラインを掛ける用)として使っていました。

特に5mはすごく便利でしてねー。リギングのアンカーから離れた場所で作業している時に、リギングラインを手元に引っ張るのに重宝していました。他にも隣の木にスローラインを引っ掛けて手元に戻す時とか。

ところがどっこい先日の現場で5mを無くしてしまいました…。山のように積みあがった残置枝の下にうずもれてしまったみたいでして、必死に探したんですが、結局見つからず。

しょうがないので新しく買ったのがこれ。同じくDENSANの「カーボンスリムフィッシャー5mショートDSF-5000S」です。

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ブラックフィッシャーと比べると、収納時長さ41cm→36.5cmに短小化、直径43mm→32mmにスリム化、重量800kg→420gに軽量化!…といい事ずくめ。定価は20000円と高価ですが、ネットショップだと7掛けくらいで買えるので、まあしょうがないかってところです。

で、このカーボンスリムフィッシャーなんですが、見てのとおり、カラビナを引っ掛けるところがありません。このままではハーネスにぶら下げにくいので、スリングをくっつけましょう。

【スリングの取り付け方】
必要な道具
・適当な長さのスリング(細引きでもOKだか、スリングがBest)
・電気絶縁テープ(ビニールテープ)

細引き(小径コード)でもいいんですが、テープスリングの方が小さくまとまるのでGoodです。強度は適当に。長さは40cmもあればいいんじゃないでしょうか。

ビニールテープでも電気絶縁テープでもいいんですが、NGなのは「NITTO」のビニテ。あれだけは絶対許せない。NITTOじゃなかったらビニテでOKなんですが、ホムセンの接着テープ売り場のビニテはほとんどがNITTO製。なので、しょうがなく電気用品コーナーで絶縁テープを買う訳です。

方法
1、スリングを二つ折りにして、下向きにセットして、ビニテを巻いていきます。これがコツ。
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2、スリングの半分くらいまで巻いたら、スリングを折り返します。そしてビニテで巻いていく。

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3、カラビナをかける分だけスリングを残します。あとはビニテを気が済むまで巻いていけば終了。

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完成したらこんな感じになります。テープを巻いた領域が広くなりすぎた気もしますが、良い感じに仕上がりました。

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まだまだ改造は続きます。

【フックの改造】
必要な道具
・太い針金
・テープ

この竿の先端はフック形状になっていまして、ロープを引っ張るのは申し分ないのですが、スローラインのウェイトを引っ掛けるのは苦手です。そこでS字フックを取り付けます。先端器具のオプションでS字フック(別売り)もあるんですが、いかんせんお金がもったいない。自作しちゃいます。

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方法

1、針金を用意します。なるべく堅いほうがいいですが、加工との兼ね合いがあるので難しいところ。ハンガーの針金は柔らかすぎてダメです。長さはそんなにいらないんですが、短いと今後の加工がやりにくいです。長い分には切ればOK。

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2、このようにS字加工します。針金が堅くてかなり苦労しました。10分くらいかかったかな。

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3、セットはこんな感じ。上向きの凹をもうちょっと大きくしたら引っ張りにも使えたなあ。まあいいや。そしてビニテで巻きつける。

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4、完成しました。おー良い感じに仕上がったぞ。気持ち良い天気のおかげかな。そんなこんなのカーボンスリムフィッシャー君でした。

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【余談】
えー、この道具、まあ確かに便利なんですが、ちょっと高価すぎるという欠点があります。もうちょっと安い代用品を考える場合、普通の釣り竿じゃあ柔らかすぎてダメなんです。でもね、釣りにつかうタモなら代用できる気がします。色々と探してみてはいかがでしょうか。いいのあったら教えてください。すごく悔しがると思います。
(※探すときは仕舞寸法に注目してください。長いとメッチャ邪魔です。40cmくらいが目処かな?)

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コメント

ポケットフィッシャー使ってました。3メートル。
http://www.jefcom.co.jp/detail3/68/7453/
最初からS字フックだし加工の必要ないし。

でもフックが枝に引っかかって本体が伸びてしまい、
そこに腰掛けたもんだからぐにゃっと曲がってdown

そこでシェリルの
Retreever Telescopic Reach Tool使ってます。
http://www.sherrilltree.com/Recreational-Gear/Miscellaneous_6/Retreever-1165

使わない時は先をまっすぐにしとけるので便利です。
あとは長さか…。
3メートルで足りなくはない、くらいで(;´Д`A ```

投稿: | 2012年4月23日 (月) 15時29分

名前書き忘れてました。
上の投稿私です~。

投稿: bota | 2012年4月23日 (月) 18時12分

個人的に3mはちょっと短いなあという印象です。が、カーボンスリムフィッシャーとは比べ物にならないくらい軽量細径なので、こういうのも良さそうですねー。
シェリルの奴、口コミを読んだら「先端の根性がなさすぎて引っ張ってたらフック形状が崩れる!」ってなことが書かれていますが、実際どんなもんですか?

投稿: フリップ | 2012年4月26日 (木) 16時07分

シェリルは根性なしです。しかも気を抜くと軸がクルッと回って
ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…
まさかの安全設計というやつです。

なのでロープを引っ張るのは十分垂らしておいてから、ですね。そーっとすくい上げる感じです。リギングロープの回収も先端が地面についてるあたりからやらないとロープの重みに耐えられない。。。

もっぱら樹上スローラインの回収が多いかも。
でも一回使っちゃうと如意棒は手放せませんね(*^ー゚)bグッジョブ!!

投稿: bota | 2012年4月27日 (金) 22時03分

おおぅ…扱いにコツが入りそうですねえ。フィッシャーも、リギングロープを引っ張るときは、先にポータラップから解放しとかないと竿が折れそうになります。まあどんなものでもあんまり無理できないですよね。
レビューいただきありがとうございます!如意棒はほんといい仕事しますよね!

投稿: フリップ | 2012年4月28日 (土) 00時12分

いつも楽しく拝見させていただいております。
NITTOのビニールテープがダメな理由が気になってしょうがありません。

なにゆえ?

投稿: とうりすがり | 2012年4月28日 (土) 21時36分

すみません、ダメな理由を書いていませんでしたね。
NITTOのビニテは粘着成分が溶けて滲んでくるんですよ。古いビニテで横側がネバネバになっている奴があるでしょ。あれはだいたいNITTOのやつです。
音響屋をしていた時代にあのネバネバのせいで滅茶苦茶つらい目にあった経験があり、それ以来NITTOを毛嫌いしているんですよー。つまり単なる個人的な恨みつらみが原因です。
や、でもほんと電気絶縁テープとして売っている奴のほうが後々のことを考えるといいと思いますよ。ネバネバしないんで。粘着成分に触れ続けると手が荒れやすいので、そこは気をつけなきゃいけないですけどね。

投稿: フリップ | 2012年4月28日 (土) 21時50分

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