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2013年12月の2件の記事

2013年12月18日 (水)

バッキンガム「OX BLOCK」が面白そう!

バッキンガム社が最近発売した「OX BLOCK」がなかなか面白そうです。今のところWesSpurSherrillで取り扱っているのを確認しています。

説明書はこちら(pdf)。動画もありまっせー。基本的に電柱屋さんが使うことを想定した装具みたいですね。さすがバッキンガム。

スペックはどうでしょ。説明書から引用すると……

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強度 スイベル‐滑車 MBS 4.5kN WLL 1.1kN
    スイベル‐バー MBS 2.7kN WLL 0.68kN

最大ロープ径 5/8インチ (16mm)
重量 950g

減衰効率の平均値 (1/2インチ Duraplex←たぶんサムソンのロープを使用した場合)
一巻き 1:4
二巻き 1:10
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プーリーにカラビナをくっつけたような形をしていまして、右上のボタンを押すとサイドプレートが開くようになっています(ロックエキゾチカのオムニブロックと同じ構造)。で、プーリーを通したロープをカラビナのスパインにくるくると巻きつけて、吊り荷の荷重を減衰します。または、カラビナにプーリーをセットすることで倍力システムの片側として使うこともできます。

まあ動画を見たら一目瞭然なので是非ご覧ください。おおざっぱに言うと「ポータラップXSにプーリーがくっついた」ような感じです。残念ながらOXブロックは衝撃荷重をかけるのはNGでしょうけどね。

ちょっとした枝をクライマーだけで吊り下ろすときに使えそうな気がします。ポータラップXSよりは使いやすいと思いたい。もしくはレスキュー時。レスキューとOXブロックの相性は結構いいと思うんですよね。どうでしょ。要救助者を下降途中で介抱しなくていいなら、使用感として悪くないはず。他にもアイデア次第で面白いことができそう。

あとの問題は値段ですね。確か400ドルくらいします。ちょっと面白そうだなあっていう動機だけで買うには高くて手がでないっす。個人的には200ドルくらいなら真剣に検討していいんだけどなあ。

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2013年12月 9日 (月)

Petzlのセコイアがバージョンアップ!

ふと気付けばペツルの2014カタログがダウンロード可能になっていました。こちらからどうぞ!

ざっと見たところ、今年は面白いモノが色々あってワクワクしているんですが、今回の記事は新型セコイアについて(想像力を膨らませながら)勝手にチェックしてみようと思います。

とりあえず新型セコイアの情報はこちらから確認できます。そんでもってペツルの公式動画です。

SEQUOIA [EN] Harnesses for arborists from Petzl professional on Vimeo.

動画を見ると、やっぱフランスだなーって感じがしました。あの国のひとってダブルブリッジで使う習慣が強いイメージがあります。

まあいいや。それでは見ていきましょー。

その1 セコイアスイングがなくなった
無印セコイアとセコイアSRTの二種類のみのラインナップになります。さよならスイング。そのかわりセコイア専用のブランコが新登場します。ブリッジ両端のリングと連結して装着するみたいですね。いいアイデアだと思います。

その2 ブリッジがロープに変更
現行のセコイアのアタッチメントブリッジは細いウェビングスリングを3重くらいに縫製したものだったんですが、新型からロープタイプに変更になりました。現行のものも個人的に悪くなかったんですが、ロープのほうが汎用性が広がるので歓迎です。でもロープ末端の縫製部分が邪魔しそうな気もします。ここはブリッジのスペアを買えば現行のセコイアに換装できるので私もゲットしたいです。

その3 ギアループの形状が変更&背面にファーストエイドキットが装着可
ギアループの形状がちょっと変わりました。新しく縦型のギアループが追加されましたね。更に背面にショックコードでファーストエイドキットが装着できるようになりました!これは嬉しいです。今まで苦労してたんで……。そのかわり、ノコギリ取り付け用穴が無くなったみたいですね。あれ好きだったんだけどなあ。

その4 サイドD環が可動式になった
現行のサイドD環は前を向くだけだったんですが、可動式になりました。ランヤードでポジショニングするときにサイドD環の向きが追従してくれるので楽になると思います。個人的に一番興味のある変更点です。私の初代セコイアSRTはたぶんサイドD環が固定されているせいでぶっこわれましたからね。

その5 ウェストとリングの接続ウェビングがバックル式アジャスタブルになった
現行はデイジーチェーンみたいに連続した3つの接続ポイントがあって、どれかをチョイスするという方式でした。私は真ん中のポイントを使っているんですが、そうするとウェビングの先っぽがリングの内側にきてすごく邪魔だったんです。新型からはそういうことはないですね。でもそしたら今度は余ったウェビングが邪魔そうな気もしています。

その6 ウェスト部分のパッドが進化した
現行のものはパッドはありません。外側の強度で腰のサポートにしている感じです。特に不満はなかったんですが、パッドがついたらもっと楽になるんだろうなあ。どうでもいいですが、パッドの形状がツリーモーションのコンフォータブルパッドによく似ているなあと思いました、はい。

その7 レッグループが左右にずらせるようになった
いまいち利便性がピンとこないんですが、ロープに吊られるときの快適性が増すのかな?

その8 ショルダーストラップが新しく追加(セコイアSRT専用)
ハーネスがずり落ちるのを防止するためのショルダーストラップが新しく発売されます。フルボディーハーネス化するのが目的ではなく、あくまでずり落ち防止用、荷重分散目的でしょう(たぶん)。専用のアタッチメントポイント(後ろ側にふたつ)が必要みたいなので、現行のセコイアSRTには装着できないかもしれません。

その9 ゲート付きリングが遂に購入可能に!
セコイアのブリッジを接続しているゲート付きリングが単体で発売されるようです。いろいろと使えそうな気もしますが、強度がわからないので何とも。これでハーネスの魔改造とかしたらダメですよ!

(まとめ、というか)
今年新発売のAVAOの特徴を受け継ぎつつ、アーボリスト向けに考えられた素敵なハーネスだと思います。個人的には可動式D環とパッドの感触を特に味わってみたいです。発売予定は2014年の2月!まいったなあ。

いやー実は来年早々にツリーモーション買う気まんまんでいたんですよね。でもこれも気になってきたぞ。でもいま使っているセコイアSRTもまだまだ使えるのに、またしてもセコイアSRTを買うのは我ながらちょっといかんぞ。とか言ってるうちにポンドが大暴騰するし、ほんと困ったもんです。

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